ツキノワグマが柿を食うというけれど…

20201108

「昔はなぁー 熊が柿の木に登ってなぁー 柿を食いに来たでなぁー
 夜になると来るから、オラは縁側に座って待ってただぁー
 満月の明かりで熊を見定めて、村田銃一発で仕留めたものさぁー
 熊の肉は柿の木の持ち主と山分け、毛皮と胆は高く売れたでなぁー」

いまから50~60年前には、長野県伊那谷のツキノワグマは確かに柿の木に登って「柿」を食っていた。
だから、老いた猟師にも美味しい仕事があった。
夜撃ちはご法度だが、のどかな時代…だった。
それが、イマでは柿を食うツキノワグマは皆無ないしは極々「稀」となっている。
それでも、ツキノワグマは猛烈に多い。
これは、何を意味するものだろう…か?

それなのに、日本海側や他県一部地域では柿を食うツキノワグマがいる。
しかも、ドングリから話題が移って放置「柿」を全国的と語る研究者や専門家、マスコミ、行政…が出てきた。

長野県伊那谷には、イマもいたるところに「放置柿」がある。
たくさん柿があるのに、ツキノワグマはスルーして行く。
イマドキのツキノワグマを語るには、二手も三手も先を読まなければならないのだけれど。

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夜間のツキノワグマは忍者のような行動をする

20201102 (FB公開)

昨日、近所のおばさんとツキノワグマの出没のことで話しをしていた。
オイラの自宅も含め近所数軒は日常的にツキノワグマの出没を警戒しなければならないところに来ているので、しっかり理詰めで説明をしていた。
ところが、話の最中に「ふわぁ~~」っと上の空になっていくのが分かる。
自分の考えている意識の想像力を越えてしまってどうすることもできなくなると、いきなり“バカの壁”というものが立ちはだかってしまうからだ。
こうなると、難しいので話題を中断するしかない。

なので、そこは、オイラ自身が考えているツキノワグマ出没警報を自分で守るしかないと思っている。

事故が起きないように、自分も家族も最大限の注意をするしかない。
ツキノワグマに襲われて顔面でもやられたら、長いながい治療の道のりとなるからだ。
涙腺でも切られたら、涙が毎日一生出続けることになる。
顎の骨を折られると歯科矯正に大変な時間と経費と修復不可能なダメージとなることもある。

11歳のとき顔面をやられて60年間も苦しんでいる知人を知っているだけに、オイラだって襲われないように真剣に注意用心をしている。

写真は、10月14日深夜0時35分のツキノワグマ。
順光で夜間の黒いツキノワグマの姿を見つけることは難しい。逆光となって初めてそのシルエットが分かるけれど、藪などがあればまったく見えない。

不気味なほんとうに不気味な動きをする夜のツキノワグマ、なのだ。

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ツキノワグマに襲われ大怪我

 
20201101

隣のとなり町で、昨夕(2020/10/31)ツキノワグマに女性が襲われて大騒ぎ。
自宅敷地内で、いきなり襲われ顔面複雑骨折。
顔面複雑骨折で顎の骨がやられると「歯」の矯正に大変な手術と時間と費用を要するということを歯科専門医から聞いている。
また、失明したり涙腺を切られると涙をとめることができなくて一生苦しんでいる人を知っている。
ツキノワグマの事故は、それだけ想像を絶する一大事であることは一般には知られていないことである。

イマドキは、ツキノワグマを捕獲していたずらに「放獣」しているのが現実社会。
捕獲された熊は、手負い熊になっていてもおかしくない現実。
その熊が人を襲っても、その証拠をつかめないのも現実。
事故をニュースだけで扱い、外出を控えろと防災無線で放送するだけが熊対策になっていないのも現実。

もう、いい加減に国も県も地域行政も本気でツキノワグマの現実を考えなければならないところにとっくにきている。
この社会的リテラシー能力のなさは、いったいどうすればいいのだろうか?
ツキノワグマは確実に増えていて、人家のすぐとなりにまで出没してきているのに、それらの認知があまりにも遅れている。
また、地域住民の危機感欠如も甚だしく、生活圏の50m、100m先の自然環境がどのようになっているのかにも気づこうとしない無頓着無関心すぎるのも問題だ。

もっとも、それを指摘すれば煙たがれるので、やはりそこは自分自身や家族、親しい知人にだけはオイラも注意ポイントをしっかり喚起しておくしかないと思っている。

画像に含まれている可能性があるもの:植物、木、屋外、自然、、「宮崎学 宮崎」というテキスト
 
 
 
 
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ツキノワグマの下半身で生息構成がみえてくる

20201027
ツキノワグマの股間を見せてもらうから「マタミール」。
この撮影は、真面目でとても大切なこと。
しかも、高度なロボット撮影技術をもちあわせていないと不可能である。
何故にこのようなことを思いつき実行したかといえば、日本の自然界でのツキノワグマの生息構成を少しでも解き明かしたい、と考えたからだ。

ツキノワグマの下半身を撮影すれば、雌雄判定どころか、とくにメスの年齢構成が分かる。
これによって、出産経験があるのか育児中なのか処女なのか…が一目瞭然だからだ。
成獣が出産を続けながら繁殖予備群となる若いメスがどんどん加わっていけば、ツキノワグマは増加に向けて上潮にあると考えられるからである。
こうした考えのもとで撮影したのがイマから10年前(2010年)のこと。
結果は、若いメス個体が当時からたくさん加わっていた、ということである。

ドングリが豊作で2年前にツキノワグマの「ベビーラッシュ」があった。
だから、今年(2020年)は若い熊が里にたくさん出てくるのだ…。

このようなニュースがまことしやかに流されているが、これには極めて疑問符がつく。
10年も前からツキノワグマの下半身「マタミール」撮影を丁寧にやってくれば、まやかし発言なんてできないからである。
ドングリに関係なく、エビデンスで語るツキノワグマの構成図。
これこそが、イマもっとも必要とされるツキノワグマの生息構造を視覚言語化できる。

ツキノワグマは、確実に猛烈に増えている。
写真で何ができるか写真家は何をやるべきか、まだまだ考える日々が続く…。

このような撮影を続けることで、ツキノワグマの雌雄や年齢構成がみえてくる。

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秋の夜長はフクロウ観察のチャンス…

20201026

野生のフクロウを観察するには、いまの時季がチャンス。
夕方から明け方まで闇が濃いから、夜行性で活動的なフクロウを知る最大条件と重なる。

フクロウは声を何種類も使って行動するから、闇夜にはリスニングがもっとも大切…。

闇夜を一瞬で飛翔してよぎるシルエットは、まるでツバメが飛ぶように速い。
月が明るいときに森を透かしてみるフクロウの姿を見てしまうと、もう、すっかりフクロウという野鳥の虜になってしまうから堪らない。
そんなフクロウの虜にされてしまえば、闇夜だって不苦労…だ。

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野生ニホンリスの股間盗撮カメラ…


リスの「マタミール=股見る」。

こんな写真を撮るのは、オイラだけだろう?
キレイで可愛いいリスを撮影するのにアップあっぷの時代はもう終わっていると思う。動物写真は、すでに、とっくに第二ステップに入っている。

「腐らない写真」とは、時代のきっかけとなっていつまでも残る写真のこと。
人のマネなら誰でもできるけれど、その次を考えていくのが新時代の撮影模索だと思う。

リスの雌雄判定がしたくて、股間撮影カメラを開発した。
小さくて敏捷な動きをする野生リスの股間を無人撮影ロボットカメラが捉えると、若い雄リスの “がまん汁”まで撮影できてしまう。

写真で何が出来るか、写真家は何をするべきか…。
そんなことをいつも考えているとアイデアもスキルもどんどん上ってくるから、楽しい。

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人家近くのツキノワグマ

20201023 

長野県塩尻市で老人がツキノワグマに襲われて大怪我をしたというニュースがあった。
「こんな人家にちかいところにツキノワグマが来ているなんて…」というニュースコメントに、一般人もマスコミ人も行政も分かってないなぁーと思いながら現地を見ておくことにした。
Google Mapで場所を特定できていたから現場に行ってみると、クマ捕獲のドラムカン檻があった。
やっぱり、餌は「ハチミツ」…。
捕獲できるか疑問だが、ニュースの後から二手も三手も五手も先を予測して関係者は対処しなければならないのにリテラシーが足りないなぁー、と備忘録写真。

この檻から300mのところには、6時間以内というツキノワグマの足跡が杉林にあった。
それも、巧みな「けもの道」となって人に気づかれないように、でも、かなり頻度よく使っている道だった。
ツキノワグマをはじめとする野生動物は、人間が想像する以上に「人」と「社会」と「心理」をしっかり観察して行動していることを忘れてはならない。

 
 
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国道や線路脇にもツキノワグマが餌取り出没

20201022

昨日、とある町でツキノワグマ対策の講演があって一泊。
そのあと、現地のツキノワグマ出没痕跡をひとり巡って探してきた。
猛烈に交通量の多い国道脇に、見事なツキノワグマの「熊棚」を見つけた。
並行して走るJR線路脇にもたくさん…。
これだけでなく、周辺には鳥肌が立つくらいの痕跡が目撃できた。

動体視力に自信のあるオイラなので、運転中でも次々にツキノワグマの行動痕跡が目にはいってしまう。
この木が何という樹種で、何のためにツキノワグマが登ったのか、しかもトラックをはじめとする車両がひっきりなしに通る道路脇20mのところになぜ?、っと一瞬で考察しなければならない。
とにかく、爆発的に増えてきているツキノワグマの証拠物件である。

一日に何千台と通過する車の運転手などが、どれほどこれらの痕跡に気づいていることだろうか?
たぶん、皆無だと思う。
そのうちに、ツキノワグマと車の衝突事故が必ず起きる、とオイラは思いながら運転してきた。

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雑食性のツキノワグマ

20201020

ツキノワグマがニジマスを食うなんて、どれほどの人が想像できるだろうか?
自然界の出来事をきちんと撮影して報道しなければならないと思っているオイラには、ふつうに想像してきたことだから、このようなカットを撮影したまで。
しかも、この写真は13年も前に撮影している。
それなのに、相変わらず「ドングリ」にしか視点がいっていないイマドキ現代社会の自然に対する認識錯誤にはあきれている。

明日は、ツキノワグマが猛烈にたくさん出没して困っている自治体で貸切講演を頼まれた。
コロナ禍でもあり密を避けて広い会場でたった10名ほどの講演だが、オイラにとって10名でも100名でも1000人でもやることは同じ。
プロとして招いていただけたのでSNSなどでは公開していない現場写真を100枚ほど使って、ツキノワグマへの対処と自然界の変化を話すことにしている。
10名なのでたぶん相当に熱心なみなさんだと思う。
なので、高度なリテラシーに期待している。

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ツキノワグマ看板が目立ちはじめる…

20201017
ツキノワグマ出没人身事故があまりにも多い。

全国を回ってみるだけでも、「熊注意」喚起看板がどれほど目につくことか…。
このような看板だけでも、全国同時にイマ撮影して一箇所に集めて検証してみても面白い。
裏を返せば、それほどツキノワグマが増えているということである。

自然保護でなくて「保誤」してきたのだから、こうなったのである。
来年も再来年もそれよりさらに先までツキノワグマによる事故は減るどころか増えつづける…。
これは、全国を歩いて看板を確認しながら周辺の自然環境と照らし合わせて見てきた写真家としてのオイラの直感力でもある。

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