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2010-05-30 Sun [ 料理・食 ]
ジンギス山菜チャーハン
by gaku

昨日は、近所のホテルで講演があり、懇親会もあった。
このため、2kmほどの道のりを夜間に歩いて仕事場まで帰ってきた。
久しぶりに泊まる「むささび荘」。
ところが、朝起きると、何も食べるものがないことに気づいた。
冷蔵庫の野菜庫は空っぽ。卵も4ヶ月前のもの、だった。
冷凍庫には、凍ったご飯とジンギスだけ。
でも、これに山菜をいれればチャーハンができるではないか。
冷凍ご飯をレンジでチンしているあいだに、ムササビ荘の庭で山菜採り。
タラの葉は、若芽がどんどん伸びるから夏まで食べられることは知っていた。
フキも、いまならアク抜きをしなくても大丈夫。
ギョウジャニンニクも3本ばかり、摘んだ。
これにジンギスを刻んで塩コショウで、一丁あがり。

見たところはイマイチだが、これが、意外に美味しくできた。
まあ、田舎だからこういうことができてしまうのだろうが、食材なんてちょっと工夫すれば一食をまかなうことができる。
都会の有名ブランド店をたくさん知るより、山菜がどこにあるのかといった日頃の観察眼さえあれば、田舎暮らしも悪くはない。
自然は、ほんとうにたくましくて優しい、と思う。
2010-05-27 Thu [ 哺乳類・野生動物 ]
キツネはご近所の台所事情を知っている
by gaku

オイラの畑に、野生のキツネが定期的に訪れていることは知っている。
そのことを知っているのは、近所でもオイラだけ。
近所には、数十軒の家があるけれど、毎晩キツネが庭先までやってきていることを知っている人はまずいない。
キツネにとっては人間社会を生活エリアに組み込んで生きるのが自然な姿なので、出没するのは当たり前のこと。
その「当たり前」のことに気づいていないのが、現代社会に生きる人間たち。
だから、オイラの野生を知る直感力は人並みではない、のである。
オイラの庭先にやってくるキツネを直接目撃する機会は、きわめて少ない。
いや、その気になれば見れるのであるが、今はそこまでする必要がない、からである。
でも、毎晩やってきているのを知ることは、カンタンなのだ。
それには、鼻と耳を使えばいい、からである。

朝起きて、庭を通り畑を見回る。
そこには、オイラの鼻だけに反応するキツネの体臭が空気中に残っているからだ。
キツネ独特の体臭は、言葉では言い表せられないから、これだけは経験を積んで覚えるしかないだろう。
そのキツネの体臭がわかるようになれば、現場で瞬時にして昨夜の行動がわかってしまうものである。
体臭に加えて、夜間にキツネがやってきていることは、となりの家で飼われている犬が吠えて教えてくれことでもわかる。
となりの家には、わが家の兄弟分にあたる天然記念物柴犬保存会のオス犬が庭で飼われている。
この犬が、吠えるときは、必ずキツネが徘徊しているからだ。
犬も、キツネの体臭を敏感に感じとって、威嚇吠えをするからである。
こうして、普段の生活のなかでも五感をいかに使っているかによって、周囲の自然界の様子が分かるからである。
まあ、昔の日本人には、こうした研ぎ澄まされた五感がすべての人にあったハズだ。
しかし、現代社会になってしまってからは、五感を使うことを忘れてしまった人間がほとんどだ。
本来ならば、地球のほんの片隅に住まわせてもらっている人間という野生動物なのだから、こうした五感は鍛えられていていいハズである。
それを忘れてしまったということは、平和が長らくつづき、現代人はかぎりなく「家畜化」してしまったといっても過言ではない、からだ。

そんなキツネだから、夕方、深夜、明け方と、毎晩3回コースでご近所を徘徊しながら人間社会を観察している。
各家庭の台所からの料理のニオイで、その家では何を食べているかまで把握できている、からである。
こうして、家庭の台所事情まで知り尽くしているのが今どきのキツネ、なのである。

写真:
1)家庭生ゴミ処理のコンポスターは、キツネやタヌキのレストランになっている。
2)おいおい、そこにはサトイモの苗が植わっているのに、歩くなよ。
3)キツネも、ご近所の台所事情を知って笑うことだってあるさ、ね。
4)ゴフルボールだって、キツネのオモチャになってしまう。
2010-05-26 Wed [ 料理・食 ]
ささやかな家庭菜園の楽しみ
by gaku

朝起きると玄関チャイムが鳴った。
近所の80歳になるお爺ちゃんだった。
「ほい、gakuさんや、レタスが食べられるに、もう遅いくらいだから早く収穫しなきゃあいけん、に!」
畑を見てないことを野菜づくりの師匠に、すっかり指摘されてしまったのだ。
レタスは、お爺ちゃんが苗を植えてくれたものだった。
害虫に食われないように、防虫ネットで囲んでくれてあったから、レタスの成長ぐあいをよく見ていなかったのがいけなかった。

レタスは、パリパリに成長していて、たしかに遅いくらい。
さっそく一つを収穫したが、元気すぎて葉がぱりっと折れる始末。
こんなに新鮮なのだからと、葉を一枚その場でかじってみた。
「美味しい」。
口のなかに、レタスのみずみずしさがじわぁーっと、ひろがった。
まだ、7つくらい株があるから、毎日食べられそうだ。

小さな畑だけれど、やっぱり畑づくりは楽しい。
タマネギももうすぐ収穫だし、サヤエンドウもすでに収穫ができる。
ラッキョウも、昨夜3株ほど掘って、味噌をつけて食べた。
先日植えたズッキーニも順調に花芽をつけはじめたから、もうすぐだ。
ゴーヤの苗を3本買ってきてあるから、そろそろ植えなければならない。
いや、ゴーヤの前に「ニワトリ小屋」を完成させないと植えられない。
ニワトリ小屋づくりは、もう2ヶ月もとまったまま。
オイラも、けっこう忙しい、のだ。

写真:
1)レタスがすっかり生長していた。奥の肥料袋での囲いには、キュウリ、ナスの苗。手前右の元気のいい葉は北海道産のヤマワサビ。
2)色が変わりはじめて、レタスはもう遅いくらい。
3)サヤエンドウの花と実は見ているだけで可愛い。
ようやく芽がでてきたサトイモも虫たちの休憩場所。左ゾウムシ、右ガガンボ。
5)左上、タマネギ順調、その右にはカボチャの苗。
右上、ラッキョウも順調。
左下、ニンニク(矢印)だけど、今年も虚弱児で失敗。
右下、ズッキーニは順調。
2010-05-24 Mon [ 旅・取材・人 ]
週末は怒涛の東京
by gaku

週末は東京方面だった。
あんなに行きたくなかったディズニーランドへ、ワケあってお付き合いで行ってきた。
中身より、まあ、なんと人が多いことかと感心してしまった。
不景気はどこにあるのだろうかと思うくらい、全国からものすごい人、ヒト、ひと…、であった。
その意味では、人間観察ができてよかったのかな、と思った。
夜は、ホテルオークラで関わっている財団の理事会があり出席。
会議のあとは、美味しい中華料理で満腹となり、VIPルームで泊。
年に一度の最高な贅沢を過ごさせてもらった。


翌日は、秋葉原へでかける。
イノシシが筍を食べるとシャッターが切れるというカメラをつくりたかったので、ジャンク街を中心に歩く。
ヨドバシカメラの前では、「すれちがいコロシアム」の通信をしているのかDSプレイヤーの集団があったのにも驚く。
世間にはいろんな楽しみ方があるのだから、これはそれでいい、と思う。



東京からの帰路は、中央高速道の甲府で途中下車。
甲府「蓬莱軒」の支那そばを食べたくなり、お店に立ち寄る。
ほんとうは、そっと入店して帰りたかったが、着席するなり息子の料理長に見つかってしまった。
すぐさま話好きのオヤジも出てきて、オイラの横に立ったまま機関銃のごとくまくしたてられた。
蓬莱軒ではニラレバ炒め、餃子、支那そばをいただく。
相変わらずいい味をだしてくれた。
ここの店の「支那そば」は全国一だと、オイラは思う。
(ほんとうは、オヤジに見つからずに静かに食べられればもっと美味しいのだが…)

そして、本日(24日)は、某大手デジカメメーカーの部長が信州までやってくる。
美味しい蕎麦屋を見つけてあるので、案内するつもり。
こうして、5月最後の週も多忙なスケジュールで明けた。
写真:
1)ディズニーランドのカルガモだけど、これでレッキとした野生。
2)ホテルオークラの美味しい中華料理。
3)ホテルオークラのベッドには、いつも鶴と亀を折ってくれてある。
4)DSプレイヤーたち。
5)秋葉原のジャンク街。
6)秋葉原のガード下にはイノシシがいた。
7)蓬莱軒の支那そば。
2010-05-20 Thu [ 環境・ゴミ・現代社会 ]
「口蹄疫」悪夢のシナリオ
by gaku

宮崎県で家畜の伝染病である「口蹄疫」が発生して大変なことになっている。
長野県でも、宮崎県から子牛が導入されているそうだから、やはり心配である。
もっとも、いまは牛や豚などの家畜のみに視線がいっているが、オイラはもう少し心配していることがある。
近所の農園では、有機肥料に牛糞を使っている。
農園脇に大型トラック数台分の牛糞を積み上げ、随時それらを畑に鋤き込んで、安全で味のよい農産物を作っているからだ。
その牛糞に、去年からニホンジカがきていることは知っていた。
牛糞には、塩分やミネラル分が含まれているから、それを、野生のニホンジカが欲しているからだ。
さらに牛糞には、家畜用の医薬品なども含まれていることだろう。
それらも、間接的にニホンジカは体内に取り込んで、ある意味では健康維持をはかっていることになる。

こうしたニホンジカの行動に、自然界の報道写真家としてのアンテナが動いた。
牛糞にやってきているシカの写真を絶対に撮りたいし、家畜と野生動物の連鎖をも視野にいれて観察しておく必要がある、と思ったからだ。
昨年はシカの存在まで観察をしていたが、しかし、この農園には「電気柵」がぐるりと張りめぐらされてしまった。
なので、シカの撮影は絶望的だと思っていた。
ところが、一昨日農園を見てまわったところ、シカたちは電気柵をくぐりぬけて牛糞にやってきていることがわかった。
足跡は、一直線に牛糞に達しており、いたるところに糞尿を掘り起こした跡もみられた。
電気柵がまったく効果を見せてないことを知ると同時に、これは、さっそく撮影しなければならないと思った。
そこで、かねてから知り合いだった農園主からの撮影許可も得た。
折りしもいまは、「口蹄疫」の話題でもちきりである。
写真家としてこれは、ある意味ではチャンスだと感じる。
野生のニホンジカにもし感染すれば、シュミレーションの確認とともに、その後の推移にも大きな関心があるからだ。

1)ニホンジカが口蹄疫でもしバタバタと死ねば、増えすぎたシカを減らすにはちょうどいい。
2)いや、シカは死ぬことはなく、口蹄疫をクリアーしてしまうのかもしれない。
3)そうすれば、ニホンジカは口蹄疫を保菌したまま広範囲を行動するから、周辺の家畜へ次々に罹患させる可能性がある。
4)そうなったときは、信州のヤギ、豚、牛、など家畜は壊滅的打撃を受けるだろう。
5)ニホンジカからイノシシやカモシカに罹患すれば、野生動物の生息地図にも大変化がおきるにちがいない。
6)山野でニホンジカやイノシシがもし累々と死ねば、スカベンジャーのカラスやタヌキが異常に増えることだろう。そうなったとき新たな農業被害や飲料水汚染、人体に悪影響を及ぼす細菌などの発生も視野に入れておかなければならない。
7)そして何よりも、オイラには、自然と密接な関係で生かされている地域住民の自然界に対する意識や認識を探れる最大のチャンスでもある。
なにはともあれ、こうしていろんなシナリオが浮かぶが、ニホンジカは胆のうを持たない動物なので、有機農法現場には必然的に集まる習性がある。
牛糞から出る醤油のような糞汁が、ニホンジカにとってはことのほか体が欲していることだけは事実なので、野生動物と家畜とをリンクした対策方法をたえず視野にいれておかなければならない、だろう。
だから、もしここに潜伏期間中のウイルスが糞汁にあるとすれば、それは一発で私たち人間の手には負えないところに飛び火していくことはまちがいない。

そんなところまで視野にいれながら、昨日は牛糞に向けて無人撮影ロボットカメラを設置してきた。
糞汁をいかに欲しているかといったニホンジカの生態写真を撮るために、である。
写真:
1)ミネラル物質を舐めにきているニホンジカ。
2)牛糞からは糞汁が醤油のように滲みでてくるが、これがシカにとっては元気のでるエキスなのであろう。
3)糞汁についた無数のシカ足跡。
4)カメラ設置完了。あとは、時間次第で結果が見えてくる。








