コメは、八十八回手をかけるから米という字になると教わった。
たしかに、手間のかかる食糧だ。
山間の棚田に一つひとつの足跡をきづいて、米づくりの第一歩がはじまった。
長野県伊那谷にて。
OLYMPUS E-1 ZUIKO DIGITAL 14-54mm
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(早苗を守る大きな足跡)
曲がった苗の田んぼがある。曲がった間を縫って水澄ましが泳いでいる。昔は、ウノハナが満開になった頃、(花びらがほろほろと水田に落ちる頃)腰を屈めて一列に並んで一本々苗が植えられた。地元の春祭りは5月連休に「泥田祭り」と言われよく雨が降る。雨が降れば降るほど田に水が満たされ豊作を祈り祭りが終る。終ると一斉に田植えが始まった。玉苗の準備か、早苗籠の積まれた軽トラックが、連休の渋滞している国道の車列に加わっているときもあった。それがいまや連休前にはもう田植えは終わっている。そして梅雨の6月には、早苗はかなり力強くなっている。梅雨と田植えの季節感は変わった。田植えも機械化され短時間で終わり、すぐ次の田に移動していくシステムが組まれていると
聞く。腰を「トントン」叩きながらホトトギスの声を聞き、ウノハナをながめての田植えはなくなった様だ。
真直ぐ苗が並ぶ奇麗な水田の中に、ときたま早苗の両脇に大きな足跡が並らんでいる田がある。これは手植えをされた水田だ。泥田に苗と並んだ大きな足跡はその後、青々と育った苗で見えなくなるが、その下にはずうと苗を見守っている足型が有る。そう思うとなぜか「ホッ」と嬉しくなる。植えてしまえばどれも一緒だが、この足跡も残しておいて欲しいと思う。日本の原風景が残されていると思うから。曲がっている田に八十八の米作りを思い起こし「美味しいお米になれよ」と声をかける。
別サイトで上記分をコメントしましたところ、此処を紹介していただきました。違う所で同じようなことを感じているのに面
面白くなり、長文ですが貼り付けさせていただきました。
沢山場所をとりましたこと、失礼をお詫びいたします。
手の届かぬもの・・と思うと余計に欲しくなってしまいます
<日本の原風景> 何気ないその風景 生活を感じる風景はその時折・・応援歌となって励ましてくれます
HPの拝借・・など出来ぬこととわかっていながら・・今朝もこちらにお邪魔させていただきました 花ひとひらさんの書き込みにも勇気を頂きました gaku先生の目線をこれからも拝ませていただきます
ボクの視線を、やっと受け止めてもらえることができました。
泥田の「あしあとの語り」を読んでもらえて、感謝します。