環境を考える 5 「潮の流れに身をまかせて」

数年前の今頃、気仙沼から岩手に抜ける海岸線の小さな魚屋さんで鮮度抜群の「コウナゴ」を1パック200円で買った。
コウナゴといえば、関西では「くぎ煮」。全国的には「しらす干し」。
それしか知らなかったから、魚屋の主人に食べ方を聞いてみた。

「なんも、ワサビちょんに醤油でナマのままずるずるっと食べればいいべ」

岩手の地酒「南部美人」をコップに冷で、生コウナゴが抜群に美味しかったことを覚えている。

茨城の魚が東京は築地の市場で買い手がつかなかった、そうな。
気の毒としかいいようがないが、東京都民もたとえば今後もし、「浜岡」や「伊方」で同様なことが起きてもおかしくないことをシミュレーションしておくのも悪いことではないと思う。
巨大地震は、自然界が普通にプログラムしている「想定外」の地球の営みなのだから、福島原発の事故を他人事と考えている人はまだまだ多いハズ。
とりあえず放射能に関係ない南日本の人ほど、いま「節電」ということを考えてみてもいいのではないか?

写真:
1)三陸海岸で買った「コウナゴ」。
2)左が「くぎ煮」、右がコウナゴの親。

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環境を考える 5 「潮の流れに身をまかせて」 への2件のコメント

  1. 森のどんぐり屋 より:

    すでに大阪の空にだって、風に乗って放射能は飛んできているでしょう。そして海にも落ちているでしょう。
    関西のいくつかの原発が出来る前に、一生懸命に署名を集めて反対運動をしました。賛成派の皆さんに笑われ嫌がられながら。
    いま、「だから言わないこっちゃないやろ!」と思っています。

    もう原発は要らない、全部止めちまえと言い出した人も居ます。
    反対運動をしたくらいですから、そりゃいらないと私だって思いますが、じゃあ原発なしにしたら、どういう生活をすることになるのか、シミュレーションしてみた上で言ってるのでしょうかね?
    その辺を疑問に感じます。どれくらいの覚悟が出来ているのかと・・・

  2. gaku より:

    森のどんぐり屋 さん

    やっぱり、いま何ができるかといった「引き算」で時代を見てみるのも一つのヒントかもしれません。
    田んぼのど真ん中に自動販売機は要りませんし、夜の街にネオンが多すぎると思います。
    わが家でも、3割以上は節電できますし、国内ですべてがそうなれば、かなりの数の原発を減らすことはできると思います。