イノシシの泥浴び場があった。
その近くの樹木を見たら、いたるところに背中をこすりつけた跡があった。
幹には、イノシシの体毛が多数残っている。
しかも、樹肌が粗くブラシになったような木ほど、こすられているのが面白い。
痒い背中を掻くためには、彼らだって樹木を選んでいたのだった。
この幹は、ウルシの木。
樹肌のいぼいぼ突起が、こすれてヤマがなくなってしまっている。
こんなことをして、ウルシに負けるイノシシはいないのだろうか。
長野県伊那谷にて。
E-1 14-54mm
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人は、ウルシにかぶれるからといって、淘汰されたりはしませんが、イノシシの場合はどうでしょうか?
そういう軟弱?な個体は淘汰されて、遺伝子が排除されているのでしょうか?
イノシシも、ウルシごときには淘汰もされないハズです。
たぶん、ウルシに負けるものもいないでしょう。
イノシシの毛皮はゴワゴワ強そうですね。
イノシシのセールスポイントは雑食性、多産、環境への適応性、捕食者にも「牙を向くことができる」強さ・・などでしょうか。
このタイトル、動物の気持ちが判る人しか思いつけませんね。