秋まむし

いよいよ、マムシのシーズンとなった。
9月から10月いっぱいまでは、とにかく「マムシ」に注意だ。
道路際など、まさかというところにいることが多い。

昨日も、林道へ通じる道路のど真ん中に横たわっていた。
車が通れば確実に轢かれてしまう寝そべりかただった。
そうして潰されたマムシの轢死体をこれまでにも何度も見ているから、やはりこの時期はこのような出現をしているのであろう。

写真は、バイクに乗っていての出会い。
まったく、逃げるそぶりもみせない。
カメラは、胸ポケットにリコー「GRDⅡ」のみ。
広角レンズの固定焦点なので、あまりの接近は危険。
とぐろを巻いてないから、マムシの体長から考えて50cmまでなら接近もOKだろうと撮影。
もっと近づいて顔のUPも狙いたかったが、機材的にも無理だった。

こうして、今年もマムシとの初出会いとなった。
かかとを踏み潰したスニーカーで普段は山野に分け入っているが、これからはゴム長靴だ。
ゴム長なら、マムシを踏んでも牙が通らないことは体験済み。
真夏の山中でのマムシとの遭遇はまずないが、秋はほんとうによく出会う。
いちばん油断してはいけない季節、なのだ。
今年はスズメバチも当たり年となっているから、細心の注意でのフィールドワークが要求されている。

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秋まむし への5件のコメント

  1. C-NA より:

    gakuさんこんばんは。
    マムシではないけど対馬には地元でヒラクチと呼んでいる毒蛇がいます。
    ちょうど今頃、長靴をはいて腰にはヒラクチ除けのカマをさして畑仕事にでかけた私の母は草むらでヒラクチをふみつけて長靴のすぐ上のすねをズボンの上からかまれて命を落としました。
    もう30年以上も前の話で当時島には血清がなくヘリで運んだのですが間に合いませんでした。
    今はマムシの毒も点滴が使われるそうですがその時の状況によるのでしょうね。
    このブログで久しぶりに母のことを思い出しました。14日が命日、気を付けて山を歩きます。

  2. そらとびねこ より:

    里山で生活するときはいろんな知恵がないといけませんね。
    昨年湖北で働いていたときの同僚の方のおばあさんは、先が二股になった杖を持って歩き、
    上からマムシめがけてドンと打ち下ろしていたそうです。
    私が借りていた古民家の裏の竹やぶでもマムシが出ると隣の人が言っていました。
    近くの山のキャンプ場にはマムシ注意の看板が立っていました。
    日向ぼっこする蛇とか、轢かれた蛇をよく見ましたが、どれがマムシなのかてんで分かりません。
    自宅の玄関前とか、庭にも蛇が出てきて、とぐろを巻いたりして、怖かったです。
    近寄ると逃げてしまう蛇は毒蛇じゃあないと聞きましたが・・・どうなんでしょう

  3. akabame より:

    お久し振りです。最近はマムシも農家の民間薬として使われなくなり、産直場で売られているのを見かけなくなりました。1匹5千円、赤マムシなら7~8千円という時代もあり生きたマムシが売られている光景をよく見ました。実家にもマムシの焼酎漬けが2、3本あって打撲や傷薬として使われ、時々婆さまが飲んでいたのを憶えております。2、3年程前に林道を走行中にマムシを見つけ捕まえようと、木の枝で首を抑えて頭を上向きにし、そこへ空のペットボトルを上からかぶせるとスルリと中に入り簡単に生け捕りができました。次の日もまたまた偶然に遭遇し同じ要領で捕まえました。ペットボトルの蓋をして車の助手席の足元へ置いて運転していたら、マムシが尻尾を立てて振ってペットボトルに当たりガラガラヘビのようでした。大きなペットボトルに移し換える時は水道の水を細く出しながらペットボトルに注ぐと上に向いてくるので大きなペットボトルの口を当て移動させます。そして少し水を入れて1週間くらい飼って腹の中身を消化させます。その後ホワイトリカーやウォッカを注いで漬けますが、その際マムシが苦しんで空気を飲むと浮き上がってしまうので箸で口を大きく開けてやり、ホワイトリカーが腹の中に入っていくようにします。昔はどこの農家にもあった「マムシの焼酎」もこの伊那谷では幻の妙薬となりつつあるようです。

  4. gaku より:

    ■C-NA  さん
    お母さんに、そのようなことがおありだったのですね。
    お気の毒すぎますが、現代社会にはとても必要な情報のような気がします。
    「ヒラクチ」とは、調べましたら「ツシママムシ」という亜種だそうです。
    本州のマムシとほぼ同じだそうですが、ちょっと神経質で攻撃的だそうな。
    北海道から沖縄の西表島まで、マムシの亜種はすべてに生息していますので、やはり油断をしてはならないと改めて思いました。
    とくに、島などでは血清の研究も進んでないようで、咬傷後の後遺症も大きいようです。

    ■そらとびねこ さん
    マムシを捕まえるには、たしかにY字型の棒先があると便利です。
    (ボクは、現場で小枝をナイフで切ってすぐにつくりますが、そのときに絶対にマムシから目を離さないことです。目を離せば、あっという間に逃げてしまうマムシもいるからです。)
    まあ、マムシの習性を知ってしまえば捕獲もカンタンですが、「ヤマカガシ」の大型のものには手をだしてはいけません。
    怒らせると首をコブラのように広げて立ち上がり、かなり攻撃的で100m以上も執拗に追いかけてきます。
    ヤマカガシの奥歯にはマムシとは別物の赤血球を破壊させる毒を持っていますので傷口が治りにくいといいます。
    そして、そこからばい菌などが入って、死亡することもあるそうですから要注意ですね。
    近年では、ヤマカガシも「毒蛇」に指定されているようです。
    自然界とはそういうところなので、有名ブランド店を100覚えるより、自然界のことを一つでも余分に覚えて知恵をつけたほうが人生は楽しいもの、です。
    と、ボク自身は思っています、が。

    ■akabame  さん
    ご無沙汰でした。
    仕事場にも、マムシ酒が2本あります。
    何も使う予定がないので、このまま「古酒」になりそう(笑 。
    巨大マムシは、毎年数匹捕まえますが、だれも「欲しい」とは言ってくれませんね。
    なので、再釈放していますが。

  5. oikawa より:

    熱帯域では、毒蛇が多いせいか蛇に対し過剰反応を示すような気がします。
    毒蛇といってもおとなしい種類も多いので、無意味に殺す必要もないような気がします。