土管の住人

冬期閉鎖されているテニスコート脇の雪上に、タヌキの足跡をみつけた。
そっとあとをたどれば、U字溝に降りてそのまま10mほど進んだ先の排水用土管に消えていた。

ははーーん、タヌキはこの土管の中を巣にしているに違いない、と思った。
排水溝なので、水攻めに遭わないだろうかと心配になったが。
一応、ロボットカメラで覗いてやろうと考えた。

その夜の10時9分に、土管から顔をみせるタヌキの姿があった。
まさに、イメージどおりの写真をロボットカメラは撮影してくれた。

まだ、数カットは撮れるだろうと思ったが。
あれから、1週間。
タヌキの動きがぴたりと、止まってしまった。
ロボットカメラがよほど嫌いになったのか。
それとも、土管という人工物を拝借していた後ろめたさに引っ越したのか?

カメラは、まだ執拗に土管を狙っている。
さて、次はいつ写されるだろうか。

カテゴリー: 旅・取材・人   パーマリンク

土管の住人 への7件のコメント

  1. 北の狩人 より:

    フラッシュが作動しているのでしょうね。
    私のトレイルカメラでは撮れません(涙

    • gaku より:

      はい、手作りストロボが作動しています。
      機材システムは、すべて独自に組み立てたものですので、市販品のトレイルカメラでは撮影できないと思います。

  2. oikawa より:

    ストロボがお気にに召さなかったのでしょうか?
    もしかするとリングストロボでキャッチライトを入れてやれば喜んでくる
    訳はありませんねW。

    • gaku より:

      タヌキにリングストロボだと、ほんと大笑いですね!
      この土管の近くに本宅があるので、たぶんそちらに戻ってると思います。
      近々、本宅攻めもやってみようか、と。。。

  3. 野人 より:

    今朝、娘を学校に送っていく途中、国道端に2頭のタヌキ、1頭は交通事故で死んでいました。
    横たわるタヌキの横にちょこんと座り、時々匂いをかぐような仕草をしておりました。
    朝の通勤時間帯、車も多く走り、通学の中学生が横を歩いていても離れようとしません、動物というのは同じ仲間に対しての死をどのようにとらえているのでしょうか?
    僕が子供でしたら、かわいそうと思う感情でも、それはそれで良いと思いますが、この年齢ではそれだけではいけないと思います、家に帰ったら娘に今朝のこと、どう思う?と質問してみます。

    • gaku より:

      タヌキやキツネなど「イヌ科」動物の夫婦愛は見事です。
      交通事故などで片方が死んでしまうと、残された相手が現場に一ヶ月も通い続けることもあります。
      その結果、まもなく再び本人までもが交通事故に遭ってしまうなんてこともよくあります。
      もし、事故死してたのが片付けられてないようでしたら、数日かけて道路から引きずっていくこともありますから、しっかり観察してみるといろんな発見があると思います。
      野人さん、現場が近ければ、ぜひその後の観察を続けてみてください。。

  4. nick より:

    Aha, learned!