シジュウカラ営巣

海岸線にゴミとして流れ着いている漁業用「浮き玉」で、巣箱をつくった。
まちがいなく、確実に、シジュウカラかヤマガラが使うと判断していた。
その巣箱に、ついにシジュウカラが入って子育てをしている。

巣箱は、4個つくった。
いまのところ、2個に営巣した。
あとの2個は、まだだが、もう一つにはたぶん入ると思っている。
オレンジ色の巣箱は、内部が明るすぎるので入らない、だろう。
これも、実験だから、入ってもはいらなくてもよい。
http://gaku-blog.net/post2141.html

巣箱を設置したのは4月20日。
設置するのが、ひと月遅いと思った。
4月20日では、早いものは産卵しているからである。
どんなに遅くても3月20日までに設置すべきだった。
そうすれば、春一番の子育てにほとんどの確率で営巣してくれただろう。

しかし、二番巣には4月20日でも間に合うから、まあそれに賭けてみた。
ところが、この二番巣がクセモノなのである。
まず、子育てが9割近く成功しないからだ。
それは、ヘビに食べられてしまうから、である。
野鳥などは、ヘビの餌のために活動しているようなものだと、ヘビの行動を観察してみてそう思う。
ヘビだって、一年の半分は冬眠しているのだから、この季節に食べられるだけたべなければならない。
野鳥だって、ヘビや猛禽類に食べられなかったら、この世の中は野鳥だらけになってしまう。

こうして、食べられることを前提として活動するのが自然界の生命である。
食いくわれて、それで、ちょうどいいのだ。

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シジュウカラ営巣 への8件のコメント

  1. さかもとかずお より:

    わたしの宅近くにもシジュウカラ鳥が見れます。鳴き方が多少騒々しいなあ~と思っています。写真、良く撮れています(^。^)y-.。o○。

    • gaku より:

      シジュウカラは、都市から山野までほんとうに幅広くたくさん生息する野鳥です。
      スズメより多い、と思います。

  2. beachmollusc より:

    私は毎日砂浜海岸に出てワンコと遊んでいますが、プラスチックの浮きダマが時化の後でよく漂着しています。デコレーションにするつもりで拾い集めたものがたくさん遊んでいますので、素材になりそうです。玉の大きさと、穴の大きさはどのくらいが、巣箱、でなくて巣玉としてよいでしょうか。

    • gaku より:

      玉の大きさは、直径20cmくらいの小さなもので充分です。
      巣穴の大きさは、30mm前後。
      底には、水抜き用に8mmくらいの穴を数個必ずあけてください。

  3. C-NA より:

    木の幹に穴をあけて巣をつくる鳥は木の幹以外にも穴をあけるようですね。
    山で電柱のワイヤーをカバーしている筒に穴が開いていたので何かなと思ってみていたら小さな鳥が忙しく出入りしていました。

    • gaku より:

      小さな鳥、、、ってのが疑問ですが。
      ひょっとして、キツツキの一番小さな仲間のコゲラかしら?

  4. blackbird より:

    私は農業をしているのですが、この時期の草刈りはヒバリやキジの雛や卵をどうしても殺めてしまいます。特にキジは触れられるまで逃げないので、こないだなどは抱卵中のキジの翼を傷つけてしまい、ビッコを引きながら走って逃げて行きました。その後キジは戻らず8個の卵達は放棄されました。。傷ついた親鳥も捕食者にやられてしまうでしょう。
    このような人間の活動は自然界においてはどのような位置付けになるんでしょうね・・・?

    • gaku より:

      >このような人間の活動は自然界においてはどのような位置付けになるんでしょうね・・・?

      ヒバリやキジは、開発途上の環境を好む野鳥です。
      したがいまして、森林に棲むことはできません。
      人間が生活のために森林を切り開いて農地にしていくと、それを「喜ぶ」生物がたくさんいます。
      いっぽう、それを「嫌う」生物も、います。
      要するに、そのバランスが大切であって、キジを殺めることを恐れていては人間も生きてはいけません。
      だからといって、限界集落となり、やがては森に戻っていくことが自然バランス的に良いことともいえません。
      日本の歴史上、ライフエネルギーは「薪炭」時代が長くありましたが、今日では「電気、ガス、石油」といったエネルギーに代わったことにより、大きなダメージを受けている野鳥をはじめとする生物もたくさん、います。
      それを、助けるとか、どうこうしようなんてことは現代の人間にはできません。
      ですから、いまある環境を的確に見届けて、生活していくしかない、のです。

      ヒバリやキジをどんなに殺めてしまっても、その環境では滅ぶものではありません。
      その辺のところに理解を置いてください。
      でないと、「人間やめますか?」ということに、なります。