22時58分。
ネズミの動きをキャッチしたセンサーが作動した。
そっと見ると、かなり動きの速いネズミがいた。
すかさずシャッターを切ったが、種類は写真判定に持ち込み。
顔が丸いから、ハタネズミだ。
いや、尻尾がハタネズミより長いからヤチネズミだ。
しかし、ヤチネズミはもっと尻尾が長いから、これはスミスネズミの幼体だろう。
スミスネズミとはなんだかとても貴重なネズミのようだが、明治時代にスミスさんが捕獲して学会発表したからこのような名前がついたらしい。
山野には普通にたくさんいるノネズミだから、「畑」「谷地」と類似種がいることだし「森」でもつけて、『モリネズミ』とすれば親しみがもてたような気がする。
長野県中央アルプス山麓にて。
SD-9
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なんだか珍しい毛色のネズミですね? 光線の具合なんでしょうか?
名前も姿も初めてで、興味深々デシタ!!
ハタネズミ、ヤチネズミ、、、何故かこの類を野外でちゃんと撮影した写真が少ないように思われます。
こういう小さな動物を観察するのも、ツキノワグマのような大きな動物を観察するのも、その方法はまったく同じです。
自然界は、どんな場合でも、いつもわくわくどきどきしながら、新しい発見の連続になっていくのが面白いのです。
こんな小さなノネズミの世界にも、何種類かの同居人たちがいました。
まさに「かんざつじねん」の心境に浸っています。
シュレーゲルアオガエルという名前も、とっても違和感あります。サトアオガエルのほうが断然親しみやすいのに。
人の名前を付けた虫、ずばり、ガロアムシなんてのも、あるそうです。
命名も、時代を映しているような。