侮れないニホンザルの視力

狩猟が好きで、横浜から信州の山村にIターンしてきた50代の夫婦がいる。
そのダンナに3年前に会ったときは、宮崎さんサルは『美味しいぞぅ…』、っと言った。
そして、昨日会ったら、宮崎さんサルは『不味い、なぁー』、っと言った。

増えすぎたサルを有害駆除すれば、一頭につき村が3万円の奨励金を出していたのだ。
10頭獲れば、30万円。
だから、ライフルをもつダンナには「美味しい」、のだ。
そのダンナを、目と頭のよいサル軍団は「手配書」にしたから、すっかり行動をマークされてしまった。
まず、家を覚えられ、ダンナの乗る軽トラックの有無を確認して…。
ダンナが南に行けば、サルたちは北へ。
ダンナが北へ行けば、サルたちは南へ。

で、ダンナの猟果は最初の10頭だけ…!!
だから、ダンナは「不味い…」というようになったのだ。
サルは、ほんとうに目がいい。人間にたとえるなら視力20…、もあるのではないかと思ってしまう。
だから、オイラも、サルに出会うとなるべく「殺気」をださないように普通の精神状態で接している。
でないと、オイラの悪い部分を覚えられて、写真に撮れなくなるからオイラだって「不味く」なる、ので。

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