サクランボ定食

中央アルプス山麓にある「桜公園」に、今年もサクランボが実ってきた。
そこに、一昨日からサル軍団がやってきて「サクランボ定食」をしている。
この公園は、40年ほど前に「桜を植えて」行政が整備してきたものだ。
市民は春がくると、桜の花だけしかみてないけれど、オイラは花と実の両方を観察している。

「野生動物に餌づけ」はよろしくないと口角泡飛ばしている自然愛誤派は多いけれど、この公園づくりは『間接的無意識の餌づけ』。
餌づけにも、「直接的意識的な餌づけ」と「間接的無意識な餌づけ」のあることを忘れてはならない。
間接的無意識な餌づけのほうが、現代の自然環境では圧倒的に多いことも指摘しておこう。

これを、役所の関係者に説明したら、『それは餌づけとはいいません』とキッパリ言われてしまった。
そろそろツキノワグマも夜間にやってきて、「サクランボ定食」にありつくことだろう。
ハクビシンも、気づかないだけで静かに登ってサクランボを食べている。
やっぱりこのサクランボは、まちがいなく間接的無意識の「餌づけ」なんだけれど、な。
どうやら人間は、都合の悪いことは知らないことにするらしい。
それでいて、「猿害」だ「熊出没」だと役所はふりまわされている。
こんなこと、「イマドキの野生動物」=農文協 に、しっかり詳しく書いているんだけれど。


矢印のところにサルがいて、サクランボを食べている。

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サクランボ定食 への1件のコメント

  1. akke より:

    無意識的な「間接的な餌付け」が多いことは、同感です。
    私が住む、市内の自然公園や広大な墓地公園には、たくさんのヤマザクラを植林し40年ほどたちました。
    管理が行き届き、今では木が立派になり、美しい花を見ることができますし、その後、サクランボをたくさん付けます。
    ところが、6月下旬から7月上旬にかけて熟すサクランボをクマなどが見逃すわけがありません。
    毎年のように、サクランボを食べているところを早朝の散歩者が目撃し、騒ぎになりひいては有害駆除にいたる始末です。
    いずれ、クマなどの動物を誘因することは、計画段階で予測ができたと思うのですが。
    たぶん、今年もクマが来てサクランボを食べるでしょう。