道路に散布される凍結防止剤の功罪…

20130911 塩カルにシカ33 DSCN7539

シカが増えて困っているようだ。
それに対して天敵の「オオカミ」を放せというような極論までも、ある。
大規模防護柵に多大の税金を使っても、いる。

東京オリンピックが開催できると言って、日本中が浮かれているようだが。
第一回目の東京オリンピックは、1964年に開催された。
あれから、50年。
その後の日本はどう変わったのか、経済面だけでなく自然環境までをもきちんと振り返って検証できる人はこの日本にどのくらいいるのだろう、か?
この50年間で自然界は大きく変わり、シカやサル、イノシシ、ツキノワグマなどの「害獣」と言われる野生動物たちのことを考えてみるのもいい。

上の写真は、つい1週間前の撮影。
下の写真は、昨年まで同じ場所に無人撮影カメラを一年余にわたって設置したものに写ったニホンジカ。
ここは、中央高速道路の高架橋の下。
高速道路に散布される凍結防止剤の「塩化カルシウム」が溶けて橋から流下し、それをシカが舐めにきているからだ。
無人撮影を通してオイラが知り得たシカの数は、およそ80~100頭がここにやってきていた。
まだ、中央アルプスではシカの侵入が少ないと思われている段階で、ここだけでこの頭数である。
こんな事実を、動物学者や行政なんてまったく知ろうともしてない。
なぜこのような現象が起きているのかもっと具体的に答えを出してあげたいが、オイラは意地悪だからみんなで「考える」という時間をもちたい。
この写真をじっくり「読む」だけでも、いろんなヒントがあるからである。
下の写真なんて一発で状況説明をするために、これ一枚撮るだけでも、ものすごい技術が詰まっていることも読み解いてほしい。

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道路に散布される凍結防止剤の功罪… への1件のコメント

  1. 松尾 秀一 より:

    長野県の旧長谷村にて約20年森林組合で働いていて
    奥山でそこに棲む動物にいろいろと世話になり、学ばしてもらった。
    数が減れば絶滅危惧種、増えれば害獣駆除。
    もうそろそろ気づいたほうがいいと思う。
    増えた鹿を殺し、穴に捨てる。そして殺害代金を支給される。 狂ってる!
    彼らが一体何をしたというのか。。。
    大変な事になるから、今からでも遅くないやめた方がいい。
    私は、今の社会の中の人間より森に棲む動物たちといっしょうにいたい。
    こんな人間の動物に対する行為を自然がどこまで許すだろうか。
    人間だけの為の地球が生存できるとは、到底思えない。いったい何処に向かっていくつもりなのか。
    もう気づかないと…..。