中央アルプスの林に、マツブサの実が落ちていた。
こうして、房ごと落ちるようになると、木枯らしがまもなくやってくる。
美味しそうな実を拾って口に含むと、甘酸っぱいヤマブドウとは別の味。
噛みすすめると、こんどは松脂のような“ジン”風味…。
マツブサは別名「五味子」ともいい、人によって5つの味がするそうだ。
この実は、ツキノワグマもサルもテンも、大好物。
種子はヤマブドウのそれとは明らかに違う形の親しみがもてる表情をしている。
そんな種子が、動物たちの糞からもたくさん出てくるところは、彼らも重要な食料源にしていることはたしか。
マツブサはヤマブドウより美味しい酒ができるというが、ボクはまだつくったことがない。
長野県中央アルプスにて。
GX8
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