雨上がりの近所の林の中で、カミキリムシの死体をみつけた。
死体の節々には、白いカビが生えていた。
死んでから分解のために、カビがはえたのだろうか?
それとも、カビにとりつかれてそのまま死んでしまったのだろうか?
隣には白いキノコもはえており、ここにはいろんな菌が満ちているようすだった。
最近は、鳥インフルエンザが変化しながら人間に襲いかかってくるのではないかと懸念されている。
自然界からの菌類の逆襲なのだろうが、こうしたカミキリムシの死体をみるとすべての生物にいろんな菌がいて自然界と連綿と関係しながら共存していることがうかがえる。
そして、ときには大変化をとげて抗うことすらできずに爆裂死を迎えることもあるのだから、あらゆる生命の不思議を感じずにはおれない。
長野県駒ケ根高原にて。
GX8
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カミキリムシの白いカビは、以前gaku塾内でも投稿されていた、松食い虫防除の為に撒かれた、ボーベリア菌かもしれませんね?
この菌に冒されると徐々に固まっていくことから「硬化病」とも言われているそうです。