これからの「エキノコックス症」

キタキツネと糞 DSC_0039

今年の4月に愛知県で見つかった「エキノコックス」は、まだまだ関心がうすいのかも知れないが、オイラにはすごく関心がある。
http://www.pref.aichi.jp/0000071035.html
北海道だけのことのように思われていたエキノコックス症だけれど、オイラは20年くらいまえからそのうちに本州でも起きることを予測していた。
だから、当時から講演などでも話していたけれど一般人の反応はあまりにも「鈍く」、なのでオイラ自身も最近はそれほど気にしていなかった。
しかし、このニュースにはとうとう潜伏期間も終わって、これから一斉に出てくるだろうと考えを新たにした。
とにかく、エキノコックス症はヒトの体に入ると潜伏期間が5~15年と長いから、気づきはじめたころにはかなり蔓延していると思う。
ノネズミ→キツネ→キツネの糞→水→寄生虫の卵→ヒトへの経口感染→潜伏期間→結果…
このような経路をたどるから、山野の清流で生水を飲むことにも用心が必要となってくるであろう。

このエキノコックスに対してのオイラの懸念は、犬などのペットを連れての北海道への旅行がイチバン危険であろうと睨んでいた。
車でキャンプ地を訪れて、犬がキタキツネの糞から経口感染してそのまま本州へ帰ってくる。
その犬からエキノコックスの卵が撒き散らされ、秘かに潜伏していくという構図を心配してきたからだ。
それが、現実問題となってすでに序章がはじまったのだ、とオイラは愛知県でのニュースを分析している。
まあ、エキノコックス症はググればたくさんヒットしてくるから、まずは犬や猫の飼い主をはじめ、キツネやタヌキなどの野生動物の存在や生態にも関心をもってイマドキの人間社会構造を知っておくことも悪くはないだろう。
(写真は、北海道の道路際で餌をくれる観光客を待つキタキツネと道路際に落とされた糞。)

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