『森の探偵学』 

昨日は、モモンガの森へ出かけてきた。
ワカンジキを履いて春の雪を踏みしめながら行くのであるが、この雪の時季にだけモモンガの生息を知る最大のポイントがあることを発見した。
それは、モモンガの糞跡である。
雪の上に鶯色をした糞の跡がシミになっているからだ。
これは、まず見過ごしてしまうサインだが重要なポイントである。
雪の無い地方では、このようなサインを見つけることは不可能であろう。
豪雪地帯でも、それなりに探索法を模索しないと不可能であろう小さなサインである。
しかし、これはモモンガを語るに不可避なサインでもある。

いま、オイラは『森の探偵学』という本のシリーズ化を考えている。
日本の自然を業界がキチンと伝えてこなかったもどかしさもあり、そのために森のなかでいろんなサインを探しているからだ。
写真のモモンガの耳だって特殊なカタチをしているけれど、これに注目して理由を答えられる人ってどれほどいるのだろうか?
そんな謎のモモンガの生活史に迫ることは苦労も多いけれど実に楽しい。
日本の森を再発見するためにもオイラの視点で森を探偵し伝えなくてはならないことがある、と思っているからだ。

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