ツキノワグマは超音波を出してコミュニケーションしている

この写真は、ツキノワグマが口で超音波(低周波)を出して歩いているところ。
耳をしっかり立て、口は内開きにして、喉の奥のほうから音を絞りだしているように見える。
これまでツキノワグマを撮影してきてその行動などから彼らは確実に「超音波を出している」、とオイラは確信している。
詳しくはそのうちにどこかに書くけれど、写真家として現場に立てば不思議と思えるようないろんな発見ができるから面白い。

そういえば3.11以後、東北地方の海底にたくさんの地震計が設置されたそうな。
その地震計が、ナガスクジラの声らしきものを捉えていたことがニュースになっていた。
これまで知られていなかったクジラの超音波を最新式の地震計が捉えていたのだ。
また、「癌」に反応する線虫がいるらしく、近い将来ガン発見に実用化されそうなニュースもあった。
自然界は、これだからオモシロイのである。このようなオモシロイ気づきは、撮影を通して現場に立ってオイラはたくさんの経験をしている。
そういった「黙して語らない自然界」からのちょっとしたサインを読んで気づくのがオイラは好き、なのである。
コウモリの超音波を読むバットディテクターがあるみたいに、ツキノワグマのいる山の斜面に特殊マイクを向ければたちどころにツキノワグマの存在がわかってしまう。
そんな装置が、そのうちに出来るかも知れない。
そうしたことへの「気づき」と「発見」がこれからの時代には大切な科学なのではないか、と思う。

20071018230145 低周波 

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