庭にやってくるフクロウ

昨日は、仕事場の庭にフクロウの羽毛が落ちていた。
全長13cmほどの柔らかなダウンの部類にはいる羽毛だ。
この羽毛は、フクロウのお尻回りを保護しているものだから、いわば、フクロウの「下着」ということになる。
このような羽毛は、まず、ふつうの人ならば見落としてしまうことだろう。
しかし、オイラはこのたった1本の羽毛から、フクロウが昨夜ここでノネズミを捕獲したことがわかる。

それは、ここ数日にわたって庭の片付けをしているからノネズミの安息をオイラが妨害していたからだ。
雪の下敷きになっていた板などを剥ぐっていくから、そこに住んでいたノネズミは住宅を追われる結果となる。
困ったノネズミは「難民」生活を余儀なくされ、他所のネズミ穴に入ろうとしてネズミ同士でバトルを夜な夜な演じることになる。
そんなバトルをフクロウが聞きつけて、捕食となったからだ。
その時に、フクロウは尻を包んでいる「下着」を一枚庭に落としてしまったのである。
それをすかさずオイラは見つけ、フクロウの行動分析と相成った次第。

夜間活動するフクロウの行動をここまで読み解けなければ、フクロウのクオリティーある生態写真は撮れない。
フクロウの撮影からオイラはとっくに足を洗ってしまっているが、昔取った杵柄でそのくらいのヨミはイマでも充分にできてしまう。

20150402 フクロウ羽毛 DSC_0546

この大型写真集は、すでに絶版となっているが密林では相変わらず高値で登場している。

1989年10月10日発行 -平凡社 DSCN9741

内容はほぼ同じで小型判となってメディアファクトリーから出版されているこの写真集は、いまでも入手可能。

2010年10月10日発行 メディアファクトリー DSCN9740

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