「体毛」のリサイクル

野鳥が子育てをするときに動物たちの抜け毛を「毛布」がわりにリサイクルしていることは、意外にも知られてないようだ。
すべての野鳥が毛を使うというものではないが、毛を使う野鳥たちも少なくない。
そんな野鳥の巣を分解してみれば、人間の「体毛」だってちゃんと集めてきているのだから人のパーツもリサイクル対象になっていることは確かだ。
体毛だから、髪の毛から陰毛、恥毛、鼻毛、産毛にいたるまで野鳥に限らず昆虫や微生物にまで利用されているからである。
その証拠に人家付近のシジュウカラの巣を調べてみれば、それぞれにウェーブの違う5~6種類の恥毛が見つかったりもする。
こうした事実を知れば、人間も日々かなりの落としモノをしながら自然界に協力していることがわかる。

ちなみに、このカラスの巣にはごっそりどっさり「白髪」が卵のまわりに使われている。
それも、長さがしっかり揃っていることはブラッシングなどから拾ってきている毛髪でないことは確か、なような気がする。
野鳥たちは拾うだけでなく、死体などからでも積極的に毛を抜いてくることもあるからだ。

人間の白髪

タヌキの死体にやってきたカラス。こんなカラスの巣には、タヌキ毛100パーセントなんてことがよくある。

201404171112 カラス狸 DSC_0788

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