「あまっぽ写真家」

「アマッポ」という猟具が、昔のアイヌに広く普及していた。
アマッポとは「置いておくもの」という意味だそうな。
いわゆるクロスボーのような弓を仕掛けて、獲物に自動発射させて射るというワナである。
ヒグマやエゾシカなど、いろいろな動物に対応していたそうだ。
この「アマッポ」の存在を知ったとき、オイラは無人撮影ロボットカメラの開発を思いたった。
そして、成功した。
オイラは撮影するだけだから、獲物を殺さない。
弓矢をカメラに応用すればよいだけだった。
このアマッポでアイヌはノネズミまで捕っていたらしい。
あんなに小さな動物にも対応していたのかと感心すると同時に、オイラもロボットカメラでノネズミが撮影できなければ半人前だ、と思った。
だから、最終目標は俊敏な動きをするノネズミを的確に撮影することだった。
いや、それもばっちり成功した。
しかも、ノネズミの耳に寄生しているダニまで発見できるほどに撮影できたのでオイラは『アマッポ写真家』だ、と秘かに思うようになった。

ところで、ノネズミは美味しいのだろうか?

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