カラスのU君


とある高速道路のSAに、上嘴がU字型に曲がってしまったカラスがいた。
上嘴は付け根から右目の前まで、見事に曲がっている。
これでは、まともに餌を取ることもできないだろう。
嘴は感電して曲がったのか、それとも小さなうちに奇形化したのか定かではないが、このカラスは群れにも入れずに単独だった。
そこで、生きるために高速道路のSAに棲みつき、ゴミ箱などを漁る生活にはいったのだ。
ときどき、売店でうどんなどを食べる人間を窓越しにみつめ、餌乞いもしている。
野生として生きる知恵を、人間社会に求めた姿はさすがに利口なカラス。
その知恵とたくましさに、ボクはU君と名づけた。
カラスは賢いから、たぶんボクを友人として受け入れてくれることだろう。
そうしてこのカラスの生きる姿を見届けていけば、たくさんの発見をさせてくれるにちがいない。
長野県にて。
E-1

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カラスのU君 への3件のコメント

  1. 中社 より:

    たくましいカラスですね。 動物はときには人間を勇気付けてくれます。 そんなことを一部期待しながら動物を観たいボクがあったりします。 U君がんばれ!
    ついでですが、最近街角で固目が失明した猫を見かけましたが、たくましいく威勢がよかった。構気に入りました。

  2. 北割H より:

    このカラスの嘴、感電して曲がってしまった・・・と思いたい

  3. mii-yan より:

    自然界では淘汰されていく運命のカラスが何故生きながらえているのだろうか、自然は人間が思っている以上にたくましいと思いました。