静かな異変


仕事場の脇からは、こんな風景が見られる。
残照の南アルプス仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳…などだ。
今冬は日本アルプスにも、年内にどっさり積雪があった。
手前の黒い林床にも、うっすらと雪がある。
雪は山野のいろんな情報を伝えてくれるから、その観察を大切にしている。
それなのに、雪の上にはリスやテンの足跡がみられない。
リスは巣穴で豊作だったクルミを齧っているから出歩かなくてもいいが、テンは獲物をもとめて徘徊しなければならない。
雪がきてもまだまだ山野には木の実などがあるからテンも慌ててないのかも知れないが、それにしても異常すぎる。
年が明けて寒中にでもなれば、その答えもでてくると思う。
中央アルプス山麓にて。
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静かな異変 への3件のコメント

  1. 中社 より:

    都市で仕事をしている身としてはとてもうらやましい風景です。 育ったところが山の中だけにつらいです(笑)

  2. gaku より:

    地元の風景なのに、
    美しいとか厳しいとか、生きることを教わる感動はたびたびあります。
    まさに、自然界は教科書のない世界。
    教科書は、自分でつくることなんですね。

  3. ピッコロ より:

    自然を身近に感じて暮らすかどうか。
    都市偏重の社会ができあがり、人それぞれいろいろな柵もあるとは思います。でも、そろそろ個人個人がそれを見直す時期に来ているのではないかと思います。
    ちなみに私は数年前に東京から地方に移り住みました。