長野県天竜峡にある割烹旅館「峡泉」の懐石料理写真を毎月撮影している。
ここの板さんは、まさにプロ中のプロ職人。
料理を提供するだけで、人前には絶対に顔を出さない人なのだ。
だから、ボクも、まだ会ったことは、ない。
しかし、その料理たるやスゴイのである。
今月の料理の御題は、「雪折笹」。
まさに、雪が笹を折る…、という意味だ。
ボクはまず料理のタイトルから撮影していくが、そこに書かれている自筆の漢字のもつ意味をかみしめながら次々に仲居さんを通して運ばれてくる料理に魅入る。
それは、芸術品であり文学でもあるからだ。
そして、仏教用語でいうところの「かんざつじねん=観察自然」がしっかり込められているからである。
分野の違うプロの仕事を通して、ボク自身も勉強させてもらっているのだから撮影にも力がこもるというものだ。
昨日は、その撮影日だった。
※峡泉 http://kyousen.com/
長野県天竜峡にて。
D1
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美味そうですね。
この旅館、前から、気になっていました。
いずれ、行ってみたいと思います。
近頃の、選択のキーワード。
職人。プロ。
これは彫刻に近い感覚ですね。
ともかく、立体作品なのには間違いありません。
こんばんは。器が控えめでいいですね。添え花も邪魔にならないあしらいで目にも美しいお料理ですね。私も人前に出なくてすむなら・・・そんなワケにもいかないけど自分のいないところで見る人に気に入られる作品を心がけたいです。。。。ここのお料理を食べて見たい花職人でした。