ニホンジカの死体


南アルプス山麓の林道を走っていたら、ニホンジカの死体を見つけた。
林道から谷を隔てた対岸200mほどのところだった。
そのシカの死体を、カケスが食べていた。
シカの肋骨の出具合からみると、ほかにも動物たちが食べにきているようすだった。
ニホンジカはハンターに撃たれ、逃げおおせたものの、深傷のために崖に落ちて死んだのだろう。
死んだ生命は他の生物に食べられるからいいが、伊那谷の一部では年間2000頭ものニホンジカを有害駆除して焼却処分にしているという。
理由はいろいろとあるだろうが、焼却処分はあまりにも死んだ生命に対しても自然界の輪廻に反すると思う。
南アルプス山麓にて。
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ニホンジカの死体 への7件のコメント

  1. stma より:

    チベットの奥地では、鳥葬というのがありますね。
    葬儀が終わると、遺体を山に運んで、岩の上に置いておきます。
    そうすると野鳥がやって来て、きれい処理してくれるわけです。
    人も自然に帰るという輪廻が実践されているのですね。
    そういう最後が私の理想でもあります。
    焼かれるのはやだな。
    せめて、そのまま土に埋めて欲しいです。

  2. うりょ より:

    そうですね、埋めるのもいいですね。でも銃痕周囲の肉をそぎ取って欲しいです。鉛が付着・残っています。
    実はシカ猟などにも使用される鉛玉は、死体を食べる動物にとっては大問題。特に北海道では希少なオオワシなどが被害を受けていて大問題です。増えすぎたエゾジカを駆除した死体を放置され、それをオオワシなどが食べて鉛をとりこんでしまい、中毒になって多くが命を落としています。オオワシは傷のある場所から肉を食べていくので、特に高濃度の鉛が付着している肉を食べてしまうのです。(実はカラスなど他の鳥や動物は食べ方が違うんだそうで、オオワシより中毒にはなりにくいらしいです)
    また、水鳥を捕るときの散弾銃も、水底に溜まった鉛玉を、水鳥が間違って食べてしまい中毒になります。
    鉛玉は北海

  3. 花柄クジラ より:

    そうそう stmaさんのおっしゃるように鳥葬にして欲しいです。
    どんなにかオオワシ オジロワシなどの食生活が豊かになるか ワシにかわって怒っています。プンプン。

  4. うりょ より:

    コメントが長すぎて途中で切れた(^^;)
    えっと、鉛玉は北海道では使用禁止になったはずです。
    でも違法に使用されている場合もあります。だから野生動物研究者などが、オオワシの死体や弱った個体を探しに行ったり、エゾシカの死体を集めたりもしています。ハンター用に死体を捨てる場所なども設けてあります。
    死体そのものは確かに野生動物には、ごちそう。でも猟で死んだ死体の場合、使用されている弾によっては毒になります。実はこういう問題もあるんです。

  5. もっち より:

    ハンターの中には美味しいモモ肉の部分だけ持ち帰って、あとは放置なんてケースもあるみたいですね。
    先日、増えすぎたエゾシカを駆除する為に地域を猟区に指定して地元の人がガイドとなって本州などから訪れるハンターを受け入れているというテレビ番組を観ました。初心者ハンターには勉強になるし、こういった管理されている場所ではマナーも徹底されているようです。しかし基本的に撃つことが目的の人が多い為、ここでも余った肉や皮は焼却処分していました。
    鹿肉食べたいです。色々な問題もあると思いますが、食肉として普通に流通できないものでしょうか?

  6. より:

    南アルプスの鹿は、イヌワシ・クマタカ・トビなどの冬場の貴重な餌になっていますね
    そろそろ鉛中毒の影響が出るのではないかと思っているのですが
    落鳥しても回収できずに、わからずじまいです

  7. amitake より:

    以前より、食物連鎖の頂点にいながら、人間だけが遺体を火葬してしまうことに違和感を感じていました。
    だからといって、鳥葬や土葬も今の日本じゃ無理がありますし・・・・。
    駆除した鹿まで焼却するとはもったいないですね。
    鹿や猪、熊などは積極的に食べるべきと思います。
    世界中から食料を買い集めて顰蹙を買っているのだから、
    せっかく殺したものは食べなければ。
    猿の場合はちょっと抵抗がありますが、他の肉食獣の餌にするとか。