向上心の実力


DCM(デジタルカメラマガジン)フォトコンテストの年間最優秀賞の授賞式があった。
ボクも一般部門の選者でもあったから、出席してきた。
そこで感心したのが、各部門の受賞者の顔ぶれが熟年層だったこと。
デジタルカメラの時代だから若い人たちがいるものと思っていたが、銀塩時代から30年、40年といったキャリアを積んできている人たちばかりなのには驚いた。
銀塩からデジタルへと時代が変化してきていても、表現者としての確かな視点をもつことの大切さが受賞者に表れていたからである。
長い時間をかけて培った技術と経験が、結果的にはデジタル時代にも通用するということなのだ。
このことは、プロ、アマ問わず、とても重要なことだと思った。
やるべきことをキチンとやらずに、ゴタクばかりを述べていたプロが沈んでいく現実をボクもたくさん見てきているから、こうした受賞者からいろいろなことを学ばせてもらった。
70歳を超えてパソコン処理をばんばんやっている方もいるのだから、銀塩しかやろうとしないプロは多いに見習うべきだろう。
東京都内にて。
GX

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向上心の実力 への4件のコメント

  1. 粗忽鷲 より:

    二度書き込むのも恥ずかしい…
    いつの世も基礎がものをいい、チャレンジ精神は
    年齢に関係ないですね。

  2. 小坊主 より:

    いいえ、関係、大有りです。
    年をとるほど、チャレンジ精神を、燃やさないといけません。

  3. amitake より:

    デジタルはフイルムに劣るからと未だにフイルムにこだわっている人は
    ただパソコンができないだけだとgaku塾長もおっしゃっていますが、その通りと思います。
    デジタルではフイルムでは絶対救えない超アンダーな画像をそれなりに見えるようにできます。
    もちろんデジカメとパソコンがセットの話ですが。
    ここ数年の進歩を見ると、四五と勝負する一眼が出るのもそう遠くないのでは。

  4. gaku より:

    受賞者のいちばん左に立つ背の高いSさんは、ボクが審査した一般部門の最優秀者です。
    この方は、ステッチ技法で何枚かの写真をソフトでつなぎ合わせて1枚の風景写真に仕上げました。
    その技法もさることながら、8×10を思わせるほどのシャープで重厚感を見せてくれました。
    まさに、デジタル技術で大型カメラの表現をやってのけてしまっていたのです。
    やはり、そこには最新技術がどんな時代にも必要だということを、しっかり教えてくれました。