ゲンゴロウ泳ぎ


かなり透明度のある川でカイツブリが巣づくりをしていた。
そのあと、メスがいきなり水中遊泳をして、川底の小昆虫を食べはじめた。
水中での足づかいをはじめてみたが、なんとM字開脚どころかゲンゴロウのようにひろげていた。
しかも、足指をそれぞれにスクリューのように回転させているではないか。
カイツブリの水中での行動はなかなか目撃できないが、こうして見てしまうと感動する。
透明度が高い川だけに、こんな姿を水中からぜひシャープに撮影してみたいと思った。
こうした、ちょっとした観察の積み重ねから、絵コンテができあがり、機材開発へと発想が膨らんでいくものだ。
そうして出来上がっていく写真こそ、その時代の新しい視覚の冒険となる。
こういう冒険なら、多いにしていったほうがいい。
三重県伊賀市にて
D2X シグマ500mmF4,5

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ゲンゴロウ泳ぎ への3件のコメント

  1. ヘテロ より:

    そういえば、僕は、ゲンゴロウを下伊那郡泰阜村で4月下旬に拾ったことがあります。1999年頃だったかな。
    三重県ではゲンゴロウは超珍品ですよ、なかなか見つかりません。
    あ、カイツブルのお話でしたね、失礼しました。

  2. かば より:

    カイツブリって泳いでる姿は 丸ポイですね
    大概 濁った池ばかりで こんな泳ぐ姿は初めてです
    昔15年程前に 亀岡で アルビノのカイツブリが出まし
    て そいつが一晩で亀岡市内のあっちの池に行ったり こっちの川に行ったり もう市内の水のある所を ウロウロ見かけるんです えらい動く奴や-と言ってたんですが ある人が カイツブリ自体がそういう行動なんや!と
    純白のカイツブリでしたから 大変良く目出って 動きが良くわかる奴でしたが 繁殖するまでに姿が消えました
    もし繁殖していたら 色々と行動がわかっていたろうなと 残念に思います

  3. gaku より:

    写真家の今森光彦さんが昆虫に関心をいだくキッカケが、
    観察したタガメの足が一本欠けていたのが、翌日別の池で見つかったこと。
    それも、街の上空を挟んでかなり離れた池だったそうです。
    タガメが夜間に、こんなにも移動しているのかと不思議に思った瞬間から、自然界の奥深い興味につながっていったそうです。
    こういうことは、自分で体験していかないと分からない自然界の妙ですが、
    ボクは今でもそういった「感動」の繰り返しのなかで生きています。
    観察経験のないまま机上で自然界のことを語る人は多いですが、写真家はやっぱり現場でたくさんのことを見て知って技術力で勝負できて、ナンボの世界だと思っています。