防犯カメラの威力


川崎市で起きたマンションからの男児投げ落とし殺人事件は、許しがたい犯罪行為だった。
そのときに公開された「防犯カメラ」映像のシャープさには驚いたが、これで簡単に犯人逮捕に結びつくと思った。
案の定、それを見た犯人が出頭してきた。
プライバシーがらみで防犯カメラの是非が問われてもいるが、こういう形でのカメラは必要であろう。
人間社会だけでなく、自然界の動きを探る意味でのカメラの果たす役割も大きい。
ボクは30数年も前から、自動撮影カメラに注目して「けもの道」を撮影してきた。
独力で、カメラもセンサーも開発しての結果だ。
当時でも、そして今でも、こうした写真表現に異論を唱える者もいるが、それは自然界やカメラ技術がない人の発想だ。
確かな自動撮影カメラの実力を知らない、からだ。
gaku塾でも、自動撮影技術を教えているが、確実に使えるようになった塾生もでてきた。
こうした塾生が、各地で黙して語らずに潜伏している野生動物たちの動きを記録しはじめている。
その彼らも、使ってみて初めて、自動撮影カメラの威力に開眼させられている。
自然界や社会には、私たちの知らないことばかりが静かに潜行しているのだから、それを知りそこから考えていくことって大切だからである。
塾生もいま自ら機材開発をしなければならないことに気づき、だれもがヤスリやドリルを使って工作もやっている。
防犯カメラのような技術が、今後もますます発展し開発も高度化していくことだろう。
これも、写真界の新しい動きでもあると考えている。
こうした技術は時代が要求していること、だからである。
伊那谷にて。
GRD

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防犯カメラの威力 への1件のコメント

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