パクリを平気でやる公務員…

昨日、部屋掃除をしていたらこんな「切手シート」が出てきた。
1983~84年にかけて郵政省が発行した特殊鳥類シリーズの記念切手だ。
一目見るなり、これはオイラの写真のパクリだと思ったから保存していたものだ。
この件で抗議はしなかったけれど、パクリでイラストにした本人もやられたオイラも気分が悪いのではないか。
どちらも、オイラが1981年に発表した「鷲と鷹=平凡社」の写真集からのパクリだ。

ハヤブサなどは、左向きだったものをそっくり裏返しの反対向きにイラスト起こしをして微妙にパクリではないことを表現しているようだがイマならそれこそネットなどで指摘され逃げ道をふさがれることだろう…。
イラスト屋さんは、写真がヘタでも自分でちゃんと撮影してオリジナルなものに仕上げられないようではこれからの時代に通用しなくなる、と思う。
カンムリワシなんて、日本ではじめての営巣を確認するためにオイラはどれだけ旅費を使って沖縄の西表島に通ったことか…。
自らのチカラでオリジナルデッサンができなような表現者は、作家でも写真家でも画家でも生き残れないということをオリンピック問題で充分に知ることになった、のではなかろうか。

「コンプライアンス」がさかんに言われているけれど、郵政省の切手デザイン室の室長がこれだもの日本という国はまだまだ後進国、だ。
社員が一万人いる会社でも、たった一人のコンプライアンス違反者がいるだけでその会社が社会的信用を失い潰れることだってある。
美術大学の教授や運営者にそのような認識がないまま学生が社会に送り込まれていくと、やっぱり社会そのものも育たなくなる。
企業もそのような学生を受け入れるのは危険と判断して、ある美大生の内定取り消しも起きているようだ。

(この切手に関しては、特殊鳥類シリーズでネット検索可能。)

 

20160102 切手ハヤブサ2 RIMG0020

 

20160102 切手カンムリワシ2 RIMG0022

カテゴリー: 旅・取材・人   パーマリンク

コメントは受け付けていません。