キツネは太古の昔からご近所さん

34年前のポジフィルム写真が出てきた。
キツネが写っているけれど、これは無人撮影ロボットカメラによる自動撮影だ。
感度の低いフィルムによる条件の悪い撮影だが、当時のオイラはすでに独自のロボットカメラ技術を完成させていた。
野生動物たちの行動時間なども知りたかったから、画面の隅にデジタル時計を防水加工して日時や気温が分かるように工夫もしていた。
こうすることで、ちょっとした情報が得られるから、文章を書くにも重みのあるオイラ独自の「言葉」を拾えるからだ。
そこへいけば、近年はデジタルカメラなのでこのような工夫など必要なくデータが取れるからイイ時代になったものだ。

こうして時代を振り返ってみれば、キツネはまったく変わらず同じ場所をイマでも活動している。
もちろん、キツネの世代交代は当時に比べて5代以上とかなり進んでいるハズだが、行動はまったく同じ。
カメラは猛烈に技術進歩を遂げているのに、撮影する側の世間一般の技術は34年前よりむしろ退化していると思う。
そう考えてみると、現代社会において自然界をどう読み取るかといったモチベーションはあまりにも低くなってしまっているのではないのか、と痛切に感じる。

 

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