4月の月光浴


夕方は、曇り空だった。
月も、今夜はダメかなと思っていたら、9時ころから快晴となった。
若干の風はあるが、近所の田んぼの土手にスイセンが咲き始めたので月光浴。
道路際で、車がよく通り、月光にヘッドライトが漏れる。
40秒の露光時間内に、風と車を避けるのは至難だった。
中央アルプスの雪の稜線も、春の満月にやっと優しくなってきた。
このスイセン群落は、観光道路沿いにたくさん植えてある。
中央アルプスを背景にして撮影できるから、シーズンともなるとアマチュアカメラマンがどっさり訪れる。
明日の週末は、それこそカメラオヤジとオバサンでいっぱいだろう。
なのに、夜間月の光で撮影してみようなどと思う人たちは、一人もいない。
フィルム派、デジタル派…などと、写真論が戦わされているが、今の時代だからこそ何を撮るかという視点が基本なのである。
それに気づいている人たちは、少ない。
ほぼ完成されたシステムのフィルムカメラでも、表現の極限まで格闘している人たちがどれほどいるだろうか。
今日より明日、明日より明後日…と、
テクノロジーとはやはり格闘していって欲しいと思う。
中央アルプス山麓にて。
E-1 14-54mm

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4月の月光浴 への3件のコメント

  1. 一人静 より:

    >何を撮るかという視点が基本
    月光浴シリーズ・・以前にも見せていただきましたが今回の作品も雪山を背景にしながら 温かみを感じて心静かな時間を過ごすことが出来ます
    日中の騒がしさは夜気に吸い込まれ穏やかにさせてくれるのでしょうか
    このシリーズ 二作ともパソコンの鑑で楽しみたいと思い保存させていただきました

  2. 一人静 より:

    たびたびすみません
    このシリーズ・・3作目でしたね
    2月から・・これで三作 コレクションさせていただきました

  3. gaku より:

    月の存在は、ボクにとっての写真家の歴史でもあります。
    夜行性動物を見るのに、どんなにか月に助けられてきたことでしょうか。
    そう思って、今年から改めて「月」とお話してみようと考えました。
    そこで、毎月どこかで表現してお見せしていきたいと思っています。