ツキノワグマの実態を探るには…

 

ツキノワグマが人を襲う事件が、今年もいよいよニュースに乗るようになってきた。
すでに死者も何人か出ているし、ツキノワグマの爪と牙は半端ないから顔などをやられ生き残ったとしてもその後の人生の将来を奪われかねない重篤な被害となる。
ここ10年ばかりで確実にツキノワグマの反撃事故が多くなってきているのは、ツキノワグマが日本の自然環境に着実に増加してきているからだ。
それでなければ、これだけの事故率は上がってこない。

ツキノワグマは全国に何頭いるのか、どれだけ数が減少すれば厳重に保護し、どれだけ数が増えてくれば「余剰」部分を積極的に捕殺していけばいいのか。
環境省や農水省あたりが、もうとっくに結果を出していてもいいのに、それが全く出来てないのも疑問だ。

森林率が70パーセントのイマドキの日本の自然環境なのだから、ツキノワグマの個体密度を調べるには「道の駅」のような発想で全国に何カ所かのポイントを設けてオイラが開発した「クマクール」を設置すればおおよその見当がつく。
ついでに「マタミール」も併用すれば、その地域のツキノワグマの雌雄や年齢構成なども読みとれる。さらには、個体識別をするためにロボットアームを使った麻酔などで、検体確保も可能となりDNAなどの情報も得られるから総合的なプロジェクトでの調査は可能、だ。

人口密集地の都会に住みながらツキノワグマ保護を唱えることも、地方で被害が身近で起きている地域でも、とにかくすべてにおいて日本の自然環境に無関心さがイマは露呈している。
それに対して、もっと自信をもってきちんと発信できる研究者や専門家が出てこないのもあまりにも不思議すぎる日本国…。
人口減となる30年先を見据えながら今日おかれている日本の自然環境を予測すればそれはそれは実にオモシロイことになるだろう、とすでにオイラには結果が見える。
先読みをし、イマを知り、過去を洗う。
そこには確かな直感力とスキルと行動力さえもてば、ツキノワグマの実態なんて探れないはずはない、と思うからだ。

 

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「クマクール」を管理するにはそれなりのスキルがいる。

40mai 小データ

 

それは、見えない森のなかでのツキノワグマの動きがオモシロイほどみえてくる。

 

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