増えすぎたニホンザル対策…

 

正月に檻で囚われの身となっていたサルが殺された。
右目が失明していたサルだったので、どこを生活圏にしていたものなのかが分かる。
このサルにはじめて出会ったのが一昨年の11月5日だから、出会いから一年余の短い生命だった。
凶暴な群れの中にいた幹部クラスの野猿。
身体的な特徴がこのようにあると追跡しやすいのだが、残っているサルたちはみんな五体満足な個体ばかり。
まだ、100頭以上が元気で傍若無人しているが通る車を追いかけてくるような凶暴性だけは群れにしっかり受け継がれている。

都会の人口密集地の住宅街にサルが一匹出現しただけで「危険だから捕獲せよ、殺せ…」というような心理となって大捕物劇がはじまる。
野生のサルが数百匹も群れているところに都会から観光客がやってくれば、襲ってくるサルもいる。もちろん、子供たちが通う通学路にもたむろしている。で、襲われれば行政に苦情がいき補償問題にまで発展する。そのサルを捕獲して殺せば、これまた「かわいそう…」という声が…届く。
TVニュースなどでは、この裏側にある本質的な自然環境変化を絶対に報道しない。だから、現代人はどんどん自然白痴化になって好きなことを言い合う。
イマの田舎ではオリンピックや豊洲問題より猿害のほうが深刻で大切なことなのだけれど。
…さて。

20151103 片目のオス2-3 DSC_5092

20151212 25頭捕獲 DSC_8270

20150714 駒ヶ根光前寺前22-- DSC_1877

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