クマ避けに「ラジオ」…?

最近、「埼玉県入間川のサイクリングロードで夜間イヤホン中の自転車とジョギンク女性が人に襲われた」というニュースがあった。
あまりにも無防備だった被害者にはお気の毒だがかなりいい人生勉強になったのではないのか、と思った。

「山歩きでツキノワグマに出会わないためにラジオを持参しなさい」、という情報もマスコミや行政などからの発信でほぼ定着化している。
オイラも山野でラジオを鳴らして山歩きをしている人に何回かであったことがある。
しかし、何が起きるか分からない自然界で自分自身を守るのにはいかに「五感」が大切かということは身をもって知っている。
なので、ラジオを鳴らしていれば「雑音のバリア」を築きながら歩いているようなものなのであってイヤホン散歩と同じく、返って危険だといつも思っている。
ツキノワグマなんてのは、夜間に人間を気配すれば2m横でも足音も落ち葉を踏む音も立てないからだ。
昼間とて、これは同じコト。
ツキノワグマが襲おうとするときの威嚇声は、『ブッショ―』っと鼻汁が飛んできそうな迫力で声とも叫びとも息ともとれぬ態度をとってくる。
こんな威嚇声があることすら知らないと、ラジオをつけていればそれにも気づけないだろう。
イマドキのツキノワグマはすべて現代に生まれ生きている野生動物なので、雑音などはみんな学習済みだからである。
まあ、ラジオでも鈴でも自分が良かれと思えばそれもよし、あくまでもそこは自己責任なのだからオイラこれ以上の説明は控える。

※ ツキノワグマは大きな緊張をして襲うときには立ちあがったり中腰で一瞬にコトを済ませる動物であることを忘れてはならない。その破壊力も、これまた強烈…だ。

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