増えすぎたニホンザルが人を襲う…


中央アルプス山麓には、危険なニホンザルが出てきた。
釣り人やハイカーに威嚇して襲うサルがいるからだ。
自然愛護も動物愛護も、ここまでくると「共存」などと酔狂なことは言っておれない。
ニホンザルのあの鋭い牙で顔でも噛まれたときには、相当なキズをつくるだろう。そのときの補償は、どこでもやってくれない。
50年前からサルを見てきているが、その数は5倍くらいに増えている。
これは、人間社会がサルに無意識間接的「餌付け」をしてきたからだ。
春になればサクラが咲きそれを愛でるのが好きな日本人だが、2~3ヶ月後にはサクランボが実ることを忘れている。そのサクランボがサルたちには恰好なご馳走になっているからだ。
この公園は、サクラの花を愛でるために34年前に公園整備をしてサクラの木を植えた。
その公園が、いま、サルの餌場となっている。
もちろん、ときどきツキノワグマもやってくるし観光客もやってくる。
公園なので、いつか、人が襲われると思う。
「無意識間接的な餌付け」…、これは人間みんながやっていることだから仕方のない「共存」か。

人間が花を愛でるだけで植えたサクラ公園が、野生動物にはサクランボのレストランになっているとは誰も気づかない「無意識間接的餌付け」。

いくつものサクランボを同時に食うニホンザル。

こんな顔をしていても、しっかり人の動きを監視している。

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