インターネット社会の落とし穴 5


1978年に、ボクは写真家なのに第一回「絵本にっぽん大賞」を受賞した。
「ふくろう」という写真絵本を福音館書店から出したのだが、当時としては写真による「絵本」のハシリだった。
時代がそんな新しさも求めていたから、大賞がもらえたのだと思う。
もちろん、写真としても、当時のフクロウの生態写真からすればクオリティーには自信があった。
そのあとボクは、写真界での賞もたくさん獲ってきた。
写真作家としてもっとも欲しかった「土門拳賞」も、射止めた。
このような賞をもらうたびにボクは、「がんばりま賞」なのだからその後もいい仕事をして社会に恩返しをしていけばいい、と考えて今日までやってきている。
それなのに、今回ネットでのいやがらせをしてきた女性は、「絵本にっぽん大賞」をボクが獲ったことに相当な嫉妬をしていた。
言葉の端々に、何回も疎んじる発言を繰り返してきているからだ。
そんな本人の心理状態をさぐれば、自分も若いころは絵本作家を夢みていたようなところがうかがえる。
さらには、芸能界入りを考えていたらしく、本人の整形手術が失敗したのか、実在の美容整形病院をののしり、美人のタレントを罵倒しつづけてもいる。
そして、料理家とか幸せそうな家庭を探し出しては攻撃材料にしているところをみると、彼女は重度な「被害妄想」症なのである。
だれもが、夢を見ることは許される。
しかし、その夢が実現することは、ほんとうに限られた人たちにちがいない。
そのためには、実力や努力や運も、あることだろう。
それができなかったからといって、そうした人たちを無差別に攻撃していいものではない。
冷静な判断力と常識のある人間ならば、そこまでは絶対にしないハズだから、やはりこの女性はかなり狂っていると思っていい。
だが、本人は正常だといってはばからない。
こうした状態で全国にいやがらせをされては、堪ったものではない。
いや、現代社会にあって、こうした人間が異常に増殖してきていることも確か、だ。
写真:昨日であったヒキガエルは樹元の穴に身をひそめて瞑想をしていた。

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インターネット社会の落とし穴 5 への4件のコメント

  1. C-NA より:

    カエルさん苔のクッションは気持ちいいですか?
    人間の世界は醜い争いごとや犯罪があふれていて何かが狂っているとしか思えない世の中です。
    カエルさんは何も持たず裸の体一つ分のねぐらでどんな夢を見ているのでしょう。体一つで生きていける知恵があるなら私も苔のクッションに包まれたいです。それも人間の身勝手な欲ですね。カエルさんの幸せな表情を眺めているうちに恥ずかしくなりました。
    何の努力もしないで人は人のものを欲しがってはいけないのです。欲張らなければ人生の中で一つぐらいは夢が叶うとわかった?0才です。

  2. amitake より:

    昨日、キノコの勉強会で似た話を聞きました。
    アマチュアの研究者の中で「Aさんのキノコ図版」として有名なAさんが、
    お金の迷惑をかけないからこの図版を出版しようといっても了承せず、
    あげくのはてに、「人をだしにして金儲けをたくらんでいる」と言うらしい。
    ものすごい人間不信なのでどうしたのかと聞くと、
    かつて然るグループに所属していたときひどい目にあった。
    「素晴しいことを言うけど少しもそうはならない。
    おまけに子連れの女性と結婚させられたが、一度も一緒に住んだことがない。」
    このグループには同じような話がいっぱいあって、
    似た活動をしている人が、「昔あすこの幹部だった頃、土地を貸したが、
    除名されたのに返してくれない。本部のあるところは私の土地だ」
    とカラカラと

  3. amitake より:

    ―――長い投稿はできないようですね。続きです。
    とカラカラと明るく話すのを聞いた。
    ひどい目にあっても懲りずに何度もだまされる人。
    身の不幸を人の所為にして、ウジウジ恨んで人生を狭く生きる人。
    少なくとも、身から出た錆と悟り、明るく生きて生きたい。

  4. 半阿弥 より:

    叶わなかった夢というなら、誰にでもあるでしょう。むしろ若い時からの夢が叶ったという人の方が珍しいですよ。
    しかし、人間、最初に見た夢だけが幸せになる道とは限らない。その時その時で、人には己を活かす道を探すチャンスは必ずありますよ。