亜流はオリジナルをなくす

20170904 【昔の写真が出てきますシリーズ 15 】

北海道の知床の川にヒグマがカラフトマスを捕まえにきていた。
こんな写真をアラスカなどではなく、日本国内で撮影したいと思っていた。
もう、30年も前から思い続けていたイメージである。
それが20年ほど前に、ついに撮影できた。
しかし、この写真を当時連載していた雑誌に載せようとしたら編集者から却下された。
「これは、既視感がある。宮崎がこのような写真を撮ってきてはいけない…」
なるほど、悔しかったけれどオイラはここで考えた。
信州から北海道まで出かけていって、旅行写真を撮っていてはいけないのだ。作家ならやはりそこは、独自なオリジナル写真を撮ってこそポジションが固まるというものである。
いい編集者に恵まれることは大切なことで、また、オイラを鍛えてくれた。
だから、いまでもその編集者とは良い関係でお付き合いができている。

カテゴリー: 旅・取材・人   パーマリンク

コメントは受け付けていません。