廃棄リンゴの有機肥料…

20180308 

となりのとなりのそのまたとなりの村の畑に、大量のリンゴが捨てられていた。
リンゴ生産地では、商品にならなくなったリンゴをこうして捨てるから、よく見られる光景である。
農家では、このリンゴを有機肥料にするために自分の畑にバラ撒いたのだから「捨てた」という認識はない。
そして、これらのリンゴはいつの間にか「消えて」なくなっていく。
野鳥が食べたり、キツネやタヌキやシカやイノシシが食べたり、腐ったリンゴは昆虫やバクテリアが食べていくから、やっぱりこれは「有機」…なのだ。

あらゆる生物がシナントロープに生きる時代なのだから、これを「環境破壊」だとか「餌付け」だとか難しいことは言うまい。
それぞれのリンゴに野鳥たちが啄んだクチバシ痕を見れば、ここにも生きるための“芸術”が見られる。

クチバシ痕は、2つとして同じものはない。多様性をもった野鳥たちの心模様がよく出ている。

野生のキツネやタヌキは私たちが想像する以上に腐りかけたリンゴが好きだ。

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