知床の定置網にヒグマが魚捕り…とは面白すぎる

20180730

この写真は、20年ほど前に北海道は知床半島の川で撮影したヒグマ。
カラフトマスが産卵のために遡上してきたところを、川でヒグマが待ち構えて捕獲した瞬間。
当時としては珍しかったが、アラスカなどでこのような写真がすでに多く撮影されていたので、既視感があってボツ。

しかし、昨日のヤフー記事は面白かった。
知床半島沖の定置網にヒグマが入って魚を狙っているというからだ。
ヒグマは保護され、人々は定置網で魚を捕獲しつづければ、これまさに「無意識間接的“餌付け”」だからである。

ヒグマも川で無理して魚を捕らえるより、網のなかに大量に魚がいれば、そちらを狙ったほうが効率がよい。
こうして、野生動物たちが人間のやっていることを学習しながら餌付き変化していくことが、じつに面白い。
これは、内陸での果樹や農業現場にツキノワグマやイノシシ、シカ、サル…などがやってくるのとまったく同じ構図だからである。

これを、「シナントロープ」と呼ぶ。
いまある自然環境の現実に、いかに人間も関係しているのか、もう、とっくに気づいてもいいからだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180729-00050018-yom-soci

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