リスが死ぬとノミが逃げる…


近所の道路で、リスが死んでいた。
車に撥ねられて死んだのだ。
その表情は、まだ生きているように目がパッチリとしていた。
だが、後ろへまわれば右の眼球がとびだしていた。

即死だったに、ちがいない。
そして、体はまだ温かかったところをみると、今しがた事故に遭ったのだ。
今秋は冬が早いらしく、リスも野鳥たちも例年にない忙しい動きを示している。
このため、リスも焦っていたのか、車に撥ねられてしまったのだろう。
そんなリスの体温が下がりはじめたのを敏感にキャッチしたのか、ノミがリスの体をすべるように動き回っていた。
こうして、宿主が死ねば次の宿主を求めて移り棲まなければならないから、体温を確認しているのだった。
すでに、何匹かはリスの体を離れて道路を歩き回っているものも、いた。
可愛らしいリスといえども野生動物だから、ノミを宿しているのも当然だ。
ボクに乗り移られてもたまらないから、リスを道路わきの草むらに移動して、早々に退散してきた。

写真上:今秋になってリスの交通事故を目撃するのは2例目。
写真中:事故はリスにとって致命的だった。
写真下:ノミの体長は2mm。体毛のなかをスピードをもって自在に歩いているのには感心した。

カテゴリー: 鳥類   パーマリンク

リスが死ぬとノミが逃げる… への4件のコメント

  1. まみごん より:

    リスの顔が、飼っているウサギっことダブって、
    涙が出そうでした。
    まだ生きてそう、なのに死んでる姿。
    伝説で云われる、動物と話が出来る「ソロモンの指輪」
    を持っていたなら、『ここは通るな!』と注意喚起して
    あげたいです。
    しかし、
    指輪をはめた者は呪われる、そうなのですが。

  2. 粗忽鷲 より:

    死に直面して感傷に浸る暇が無いことは野生の動物から教えられますね。体温の低下と共にダニ?蚤?が羽毛の外へ出て行こうとしているのを見て我に返った事があります。それは動物から食物に、土に還ることを意味しているのですね。知ってもらわなくてはいけない事です。

  3. クワ より:

    可愛いパッチリ目だけでなく、飛び出した眼球もしっかり撮られて、事故の衝撃度が我々にもよく理解できます。

  4. さとみんご より:

    ウチのネコが死んで、お墓を作るまでの数日間の間に蚤が次々と逃げていくのを思い出しました。
    「こないだまでウチの子の血をすってたくせに・・・冷たい奴らだな!」と怒っていたけど、生きていくってそう言う事ですよね。。。納得。