捕獲・再放獣をくりかえしても戻ってくるクマ

20200930

この写真は、昨年のオイラの仕事場。クマが庭に絶対に来ているという確信のもとで庭先へ無人カメラを向けておいたらこのように撮影された。このクマはブロック塀を乗り越えて、隣の敷地へ入っていった。

このクマは、いちど捕まり右耳に「放獣」を示すタグがついている。お仕置きしたから人間社会には「戻ってこない」という発想の元でツキノワグマ保護をやりながら「手負い熊」を放しているのである。タグの番号も分かっているけれど、放獣関係者からはどこで捕獲されどこへ放したかの情報は一切閉ざされた…まま。

捕獲、放獣を繰り返すばかりの考え方から、ツキノワグマは長野県内だけでもどのくらい生息しているのかといった調査研究がもっとも大切なのだが、発想企画力はじめすべてにおいてスキル不足が否めない環境行政の体たらく…。

それでいて、クマに襲われ死亡したり再起不能な事故が起きてもすべてが自己責任で葬式代や治療費は「自前」。

猛烈にツキノワグマが増えつづけているのに、どうも認識ボタンが掛けちがっている。


カテゴリー: 旅・取材・人   パーマリンク

コメントは受け付けていません。