モズの巣


モズの巣を2つ見つけた。
ひとつの巣には卵が5個、もうひとつには4個。
モズの巣さがしはそれほど難しいものではないが、春のモズの巣を見つけたのはこの年になってはじめてのことだった。
モズの巣を見つけるという気がこれまでにのらなかったのと、タイミングが合わなかっただけのことである。
雄のモズが草むらに何回も飛び込んでは餌さがしをしている姿を目撃してから、その動きをそっと追ってみることにした。
この時点で、雌が巣に入って抱卵していると思ったから、雄の動きを追っていれば必ず「巣」がみつかると思った。

案の定、雌のモズの「餌乞い」啼きが聞こえてきた。
それも、巣がいかにもありそうな野茨の薮からしていた。
抱卵中の雌が、雄の動きをみていて、餌をくれーっと、啼いていたのだ。
その薮の中をそっと覗いてみたら、巣があった。
まさに、ボクの勘は的中した。
このような予測のもとに方程式をあみだし、答えがでたときのうれしさは子供のころからの胸のときめきと同じだ。
それが、モズであろうとクマタカであろうと、生きものの差なんてない。
黙して語らない自然界を、こうしたちょっとしたサインから読み当てていくのが、自然をみつめる醍醐味でもあるからだ。
写真上:2つのモズの巣。ビニール類が多いのも最近の特徴。
写真下:雄のモズ。

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モズの巣 への1件のコメント

  1. 花柄クジラ より:

    巣を探し当てた嬉しさの「にんまり感」はいくつになっても 同じですね。
    今、この嬉しさを知らない 子供が多いと思います。
    今は、田舎の子も 表で遊ばない時代です。大いなる遊び場で 大いに遊んで欲しい。