ムササビ監視カメラがオモシロい


仕事場に仕掛けてあるムササビの巣箱がおもしろい。
この巣箱はすでに1年以上も前に庭のヒノキの木に設置してあるが、天井裏には赤外線カメラが仕込まれている。
このカメラは、設置した段階から四六時中巣箱の内部の映像を送り続けている。
いわば、巣箱内をずっと覗き続けているのである。
この状態で、昨年は巣箱に子供をつれたムササビが入居して、しばらく居住している姿がカメラを通して目撃できた。
そのあと、空家になっていたが、最近再びムササビが一頭だけで入居している映像がモニターできている。
このムササビは、たぶんメスだと思う。
いや、メスを期待しているだけで、オスかもしれない。
メスだったら、ここでこのまま子供を産んでくれることを期待してのことだから、気持ち的にはメスであって欲しいのである。
しかし、こうしたムササビの状況が目撃できるだけでもすばらしいことだと思っている。
野生動物の世界は想像だけが一人歩きしている部分が多すぎるから、こうして夜行性のムササビの生活史の一端が覗けるだけでも「黙して語らない野生の世界」を知る一歩になることは有意義である。
この巣箱は、近所のホームセンターで花壇用に1ヶ980円で売られていた木製の「植木鉢」だ。
この植木鉢を2つ重ね合わせて、その天井に赤外線カメラを仕込んだだけの簡易なものである。
こんな簡単な巣箱でも、ムササビという夜行性の野生動物の生活史の一端を覗かせてくれるのだから、私たち現代人はいかに身近な自然のことを知っているようで「知らない」ということが多すぎる。
だから、この巣箱の映像はボクにとってはとても貴重で大切なものなのである。
そして、これらの観察を通して知られざる自然を目撃して知っていくことは今の時代にはとても必要なことだと思っている。
これが、ボクの自然に対する姿勢だから、こういう面白いことはどんどんやっていくつもりである。
写真:こんな映像がライブカメラで常時目撃できるようになっている。

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