白髪…?


昨夕、シャツの胸ポケットから白い毛髪のようなものが1本でてきた。
長さは、20cmくらい。
かぎりなく毛髪にちかいが、ひょっとしたらポリエチレンの糸かもしれない。
思い返してみればこの毛髪(?)は、今年の4月30日に長野県松本市内でみつけたカラスの巣の中にあったものだ。
カラスの巣には、自然界や人間にまつわるいろんなモノが巣材として持ち込まれている。
そんな材料に興味があって、かれこれ10年以上も機会があるごとにボクはカラスの巣を全国ネットでのぞいているのだ。
4月30日には4つの巣をチェックをしており、そのうちの一つに「毛髪」らしきものがみつかった。
長さがそれぞれにそろっていて均一なことから、ボクは、毛髪なのか、古い網戸からのポリ糸なのか、判断に困っていた。
そこで、その判定はライターの火で焼けばすぐに答えがでるであろうと思って、3本ほど巣から引き抜いて胸ポケットへ入れた。
その実験をしないまま翌日には新潟方面へ向かってしまい、途中で気づいたが面倒くさくなって毛髪(?)を捨ててしまった記憶がある。
それが、65日もたって出てきたのだからたまげてしまった。
1本の毛髪(?)が胸ポケットに入ったまま、何回も洗濯機のなかでもまれながら、しつこく残っていたのだった。
その毛髪に夕食前に気づき、家族にも見せたのだった。
gaku 『これ、人の毛かなぁー ポリエチレンの糸か、なぁー』
家族 『・・・・・・ 』
家族は無言で、ボクが差し出した白い毛髪状のものをさわっていたが、だれも答えがだせなかった。
gaku 『ライターの火で焼けばすぐに答えがでるから、外で焼いてくるよ』
そういって、ボクは風の来ない物置に入った。
20cmくらいの毛髪(?)を3重に丸めて、シュッポっと火をつけた。
ジュルジュルっと焼けながら、カルシュウムとアミノ酸が焦げたときの独特のニオイ。
あっじゃー、これは髪の毛ではないか…
さっそく家族に報告したら、全員からのブーイング。
家族 『気持ちワルイぃー そんなの持ち帰らないでよぅ
     あと味、ワルイィーーーぃ 』
そういうボクも、さすがにあと味が悪かった。
そして、夕食をとりながらカラスの巣にあった状況を再び思い返してしまった。
『あの白髪は、けっこうたくさん持ち込まれていたなぁー
 カラスはいったいどのようにして集めてきたのだろうか…?
 生きている人からは、あんなにそろえて集めることができるのだろう…か?
 老人がどこかで亡くなっていて、そこからならまとめて採集することは可能だが、なぁー
 だけど、変死体があったというようなニュースは聞かなかったと思うがなぁーー 』
写真:やがて生まれてくるヒナの毛布とするために、白髪が巣にもちこまれていた。
    カラスは、時代と社会を雄弁に語ってくれるから面白い。

カテゴリー: 哺乳類・野生動物   パーマリンク

白髪…? への5件のコメント

  1. 和武 より:

    なるべく気持ち悪くならないように考えると、散髪屋のゴミ袋からあさってくる、というのもありそうです。

  2. 小坊主 より:

    なるべく気持ち悪く考えると・・・
    それにしても、何度の洗濯も乗り越えて残っているなんて、凄い怨念。
    厄払いをされては?

  3. 酩酊亭道楽 より:

    なるべくよく考えると、公園で昼寝しているおじいさんが抜かれたのでは?

  4. kakashi より:

    なるべく普通に考えると、白髪入り人毛で作ったア○ランスが捨てられていたのをカラスがゴミあさりをして持ち帰ったのでは?

  5. 河馬 より:

    髪の毛は 引きますね
    学生時代 ブラックバス釣りが好きな私は 亀岡のゴルフ場登り口の池で 夕刻遅くまでルアーを投げていましたら 軽い根掛りをして グイと引き抜きましたら 髪の毛がついてきた事があります 一本だけ! よく飛び込み自殺がある池なだけに 恐くなって帰った事があります