クマゼミ前線


『シャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワ…』
うん!!
あの声は、クマゼミではないか!?
自宅のある伊那谷でクマゼミの声を聞くことは、まずないことである。
それなのに、ここ3日ばかり、同じ林で鳴いている。
いまから20年ほど前にも、いちどクマゼミの声を伊那谷で聞いたことがあるが、確かにいま鳴いているのである。
クマゼミは現在どんどん分布を北へ延ばしているというから、信州へいつやってきてもおかしくないことなのかもしれない。
しかし、標高が650mもある伊那谷に定着するにはまだまだ時間がかかるだろうが、こうしてときどきクマゼミの声がすることは、自然界のひとつのサインなのであろう。
自宅ちかくでいま鳴いているクマゼミは、自分で飛んできたのか、植木などの土についてやってきたのか定かではない。
でも、しっかり鳴いている事実があるのだから、こういう発見は記録にとどめておかなければならないだろう。
地球温暖化の波にのり、そのうちに伊那谷も夏になるとクマゼミの「蝉しぐれ」ばかりになるのかもしれない。
複雑な気持ちではあるが、今日もたしかにその声を聞いたのである。
写真:名古屋市内で昨年撮影したクマゼミ。

カテゴリー: 環境・ゴミ・現代社会   パーマリンク

クマゼミ前線 への7件のコメント

  1. C-NA より:

    裏山でセミの声がシャワーのように降り注いでいた子供の頃の夏休み、細い竹竿の先に針金の輪っかを取り付けて粘りのある蜘蛛の巣を集めました。その蜘蛛の巣の輪っかをセミの背中に押しつけてセミ取りをしました。頑丈なクマゼミもあっけなく捕まりました。
    虫かごというものを持っていなかったので捕まえては放して遊んでいたように思います。

  2. 小坊主 より:

    沼津まで南下しないと、聞くことのできなかったクマゼミ。
    それが、この3年ほど、自宅で聞く事ができます。東京でも、聞くようになりました。

  3. もっち より:

    こちら山梨でも、ここ2~3年くらいで聞かれるようになりました。
    関西の方では光ファイバーケーブルに産卵の為に穴を開けられて、断線の被害が深刻のようですね。

  4. 大阪は4年ぶりのクマゼミ大繁殖の年だったそうです。
    いっせいに鳴く時間帯は、蝉時雨どころではありません。
    まさに「集中豪雨」!
    でもやっぱりアブラゼミが多いです。どっちにしても最近やっと少しずつ静かになりました。

  5. 島田 A 秀樹 より:

    所沢でもクマゼミが大量に発生して鳴いています。一部に、新しい住宅用地の基礎土が、九州から大量に運ばれて、草木や昆虫の卵が含まれており、その為に生態系が変化したとの説もあるようです。

  6. さかまさ より:

    九州でもクマゼミが増えているように感じます。
    私が子供の頃(30年ほど前)はニイニイゼミ→アブラゼミ→クマゼミの順番で鳴き始めていましたが、最近ではいきなりクマゼミから鳴き始めます。ニイニイゼミやアブラゼミの声を聞くことは少なくなって、ずいぶん数が減っているようです。

  7. gaku より:

    クマゼミ、その後は鳴きやみました。
    嫁さんが、はたして見つかったのだろうか?
    でも、こうしたちょっとしたサインの積み重ねが自然の変化を見ていく意味では必要なことなんですね。
    クマゼミは大きな声で鳴いてくれるのでわかりますが、
    静かに潜伏してきている生物はほんとうに分からないものです。