明日から天気はくだり坂となるらしい。
それも、数日長引くと天気予報では伝えていた。
ならば、星空を写すには今夜やっておかなければならないと思って、ニコンD3を持ち出して庭へ。
ニコンD3は高感度撮影が得意なので、そのテストをしておきたかった。
三脚を出して、寒風にさらされながら南の空へレンズを向けた。
23時30分だが、お隣さんはまだ起きているようで、二階部屋には明かりが点いていた。
まあ、この明かりはあってもなくてもいいだろう。
ニコンご自慢のAF-S14-24mmEDズームレンズを14mm側にして、空を大きくとりいれてみた。
まずは、絞り開放のf2,8。5秒 ISO5000のマニュアル露出で暗めな西の空を狙ってみた。
すぐにモニター確認してみれば、ぴったし露出だった。
では、ISO3200にして、絞りf4,5 20秒で、今度は南の空を写したのがこの写真。
星が流れずに、しっかり止まっているではないか。
しかも、星の一粒ひとつぶまでが、ちゃんと写っている。
このような写真は、これまでのデジカメでは撮れなかったことである。
なんと、神秘的なことか。
ボクは、こんなにも星の降る下でいつも眠っていたのかと改めて感動してしまった
いや、D3は、すごいカメラである。
こうして、いろんなテストを繰り返しながら、このカメラでなければ撮れない作品を撮ってみよう。
そのためのテストなのだから、寒風はちょっと冷たかったけれどそれ以上の満足度があった。
写真:ニコンD3 AF-S14-24mmf2,8G ED f4,5 25sec ISO3200 マニュアル露出
-
最近の投稿
最近のコメント
アーカイブ
良かったらイイネ!をしてね
メタ情報
- ▼宮崎学のtwitterをフォロー
森の365日
@miyazakimanabu ツイッター 宮崎学ツイッターはここで読めます
アトリエwebの森 このサイトを管理しているモモンガのページです
ツキノワグマ事件簿 ツキノワグマ調査プロジェク
五感で観察するWEB自然図鑑 みんなで投稿する生物の写真
森の365日 宮崎学公式webサイトです
森の仲間コミュニティ 会員性SNSの中で安心して情報交換
環境問題・エコロジー講演会 講演のお問い合せはこちら
野生動物ライブカメラ 森にやってくる動物を24時間中継
w( ̄o ̄)w オオー!本当に凄いですね、普通は、星空の撮影は流れているものばかりですものね・・・
でも僕の所なら、もしかしたら、月の出ていない時ならD3じゃなくても、撮れるかも知れません?
なぜなら、星の明かりしか、ほとんど見えないからです。
とは言っても、こんな風に地面の方も明るくは撮れないでしょうが・・・
星空を手持ちで撮影する事も、現実的になってきたようですね。
ナノクリスタルコートのレンズ、条件が悪い状況でも切れ味があるようですね。
D3、すごいですね。このような高感度に強いカメラは、あこがれてましたね。僕の場合くらいジャングルでの撮影も多いし、夜間撮影にも使えそうです。ストロボの使い方も面白い事ができそうな気がします。昆虫の飛翔写真にもよさそうです。ただ、ペンタックスユーザーなので縁はなさそうな気がしますが、気になるカメラです。iso5000すごいです。ノイズは、気になりませんか?
おお凄いですね
冬の大三角形がくっきりと出ていますね
それにオリオン座の三ツ星オリオン大星雲や
右上にプレアデス(昴)?プレセペ?の星宿などの暗い星まで写っていますね
カメラが良いとお書きですが
>ISO3200にして、絞りf4,5 20秒
また何より難しい静止野の露出判断を
塾長は瞬時に判断されて 地上光の被りを最小にして 最大の結果を写真にしておられる またカメラの機能把握と応用のものすごい知識と柔軟さが 塾長のお写真には込められているんですね
初めてコメント入れます。
いつも楽しく読ませてもらってました。
新潟の星撮りカメラマンと言えばピンと来るでしょうか?ご無沙汰してました。
私も数年前から星空の撮影をデジタルにいつ切り替えようか迷いながらきているので、今回の作例、大いに参考になりました。
今一番悩んでいるのがデジタルの場合、星が銀塩の中判カメラで撮ったみたいに、シャープすぎて小さく描写されてしまうことなんです。迫力に欠けるというか。
まあ、D3も高いカメラですので、いずれ人のを借りて、試してからにします。
◆てっちゃん、
自分のカメラでいろいろ試してみるのもいいですね。
◆YUJIさん、
夜景の手持ちは楽勝、です。
◆おいかわ飯店さん、
P社をN社に変えてみても、面白いかもね。
◆kabaさん、
機材は、道具だから、どんどん使い倒すべし。D3を2ヶ月も山中に放置してきたボクが語ります。
◆wataさん、
久しぶりです。年賀状ありがとうございました。
D3の可能性は大きいですね。
星屋さんにも、かなりの可能性があるカメラなのではないでしょうか。
さらなるアイデアがふつふつと湧いてきておりますので、実験を繰り返していこうと思っています。