巣箱づくり


正月以降、天気の合間をみて野鳥用の巣箱をつくりはじめた。
今日も、風が強くて寒い一日だった。
外での作業なので、ラクダの股引に防寒ズボン、防寒コートの完全武装。
しかし、手袋をすれば手元が狂うので、作業は素手だ。
12cm幅のスギ間伐材の野路板が、3,3㎡あたり1525円で近所のホームセンターで手に入った。
長さは、182cm。15枚の束だ。
これを慎重に部取りしていくと、一枚で2個の巣箱ができた。
したがって、1525円で30個の巣箱ができることになる。
1個つくるのに、15分かかる。
それも、丸ノコやらジグソーやらをつかっての作業だ。
巣箱の入り口となる穴は、かんたんにやってしまおうと、33mmのドリルを買ってきた。
しかし、これだと板が割れてしまうので、結局はジグソーで一個ずつ丁寧に穴あけをしなければならなかった。
まあ、穴を開けるたびに、野鳥たちが「よろこんでくれるかなぁー」と思いながら作業をするのも楽しいものだ。
この巣箱は、別に愛鳥週間のためにやっているのではない。
いくつかの調査をしたいから、自発的に考えただけのこと。
目標は、200個の巣箱だ。
プロの写真家がこんな作業をコツコツやるのも可笑しいと誰もが思うだろうが、自分の「絵コンテ」があるから、他人には任せられないことだからである。
とにかく、ボクは自分の目でみた確かな言葉を伝えたいから、たった一行の文章のためにこのような作業をやっているだけなのである。
自分で汗を流さないで他人の言葉をパクル人は多いが、ボクはオリジナルなひとつの発見のために大工や工作仕事をやり続けたい。
そのほうが、この時代に生きている満足感があるし、絶対に楽しいからである。
早くこの巣箱づくりを終えて、無人撮影用のハウジングも作らなければならない。
ムササビやモモンガを観察する自動システムカメラもやってしまわなければならない。
1月なんてあっという間に終わり、2月がきてしまう。
2月がくれば、逃げ月ともいうくらいこれまたあっという間に過ぎてしまう。
とにかく季節を先取りしながら準備をしていくのが、ボクの野生との付きあい方だからである。

夕方になったので、今日の巣箱づくりを終えた。
数えてはないが、50-60個はできただろうか。
道具を片付けるころには、中央アルプスはとっぷり日が暮れて近所の家々に明かりが灯っていた。
明日も、一日頑張ろう。
写真上:つくる端から畑に無造作に積み上げていくのだが、近所の人が見れば笑う、だろうな。
写真下:この道具でどれだけの作業をこなしてきたことだろうか。ボクの写真はこれらの道具から出来上がっているのだ。

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巣箱づくり への4件のコメント

  1. 北割 より:

    これからを蝶番が暗示してますね

  2. kaba より:

    凄い数ですね 最終は2百個目標ですか?
    33Φミリ普通の野鳥用ですか?
    大きいのではと感じましたが 
    きっと 私らがびっくりするような展開が
    「絵コンテ」にあるんでしょうね
    楽しみです

  3. kaba より:

    今しがた目撃情報BBSを見てきました
    その目的もあるんですか いや楽しみですね

  4. gaku より:

    大工仕事も、楽しいものです。
    目的さえ、しっかりしていれば。