観天望気のできる動物たち


2月9日の大雪は、すざまじいものがあった。
午後3時ころから本格的に雪が降りはじめたが、気温も低く風もないので、細かな雪がとにかく上空からまっすぐ落ちてくるといった感じだった。
そして、この雪は夕方までには、すでに30cmの新雪となっていた。
近年では、このような雪の降りかたは珍しく、ボクは10年ぶりのように感じた。
そんな雪を見て、これはまだまだ「積もるぞ」っと思っていた。
しかし、天気予報では翌日の朝まで雪が降りつづくといっていたが、ひょっとしたら意外と早く止むのかもしれない、とも思った。
それは、タヌキが行動を起こしていたからである。
雪はどんどん降りつづいているのに、夕方になって、タヌキが積もったばかりの新雪を胸でラッセルした跡が見えたからだ。

雪がどんなに断続的に降りつづいていても、まもなく止むとわかっているときには、動物たちは出歩くものである。
逆に、夕方どんなにいい天気でも深夜になって大雪に変わるようなときには、キツネもタヌキも絶対に出歩かないからである。
彼らには、こうした観天望気がなぜかできるのである。
だから、夕方みたタヌキのラッセル痕で、ボクは雪降りもそんなに長くはつづかないだろうと判断したのだった。
翌朝になって外をみると、その通りになっていた。

写真上:午後19時、仕事場の「むささび荘」に雪が激しく降り続いていた。
写真中:乾燥した新雪のなかでは、タヌキは胸でラッセルするから歩いた跡が溝になっている。
写真下:朝になって50cmの新雪を屋根にのせて、雪はやんでいた。

カテゴリー: 鳥類   パーマリンク

観天望気のできる動物たち への2件のコメント

  1. アレですね。
    動物は、どうやって天気を読むのでしょう凄いです。僕もせめてもう少し空気が読めるようになりたいです。

  2. 小坊主 より:

    人間も、天気予報に頼るのを止めれば、いずれ、自分で分かるようになりそうな気がします。
    一日先、くらいまでの話ですが。