ツキノワグマは今年も元気


春になって、ツキノワグマが活動期にはいった。
3月28日の午前5時23分に、まず無人自動撮影ロボットカメラに記録され、以後連日のように活発な動きが捉えられている。
わずか10日ほどで、すでに5個体のツキノワグマが動き回っているからである。
冬眠明けだというのに、写される個体はみんな丸々と太っている。
まったく、痩せてはいないし毛艶もこれまたすこぶる美しい。
冬のあいだにどこかでしっかり餌を食べていたのではないかと思えるほどに、みんな元気でいい体つきをしているからである。
この場所のカメラは一年以上も前から、一日も休まずに稼動を続けていた。
だから、冬の間はクマ以外の動物は撮影されてもツキノワグマが記録されたのは3月28日なので、中央アルプスでの活動期はこの辺にあると考えていい。
昨年もほぼ同じだったから、これは例年どおりといえる。
平地でツバメが飛びはじめる時期になると、森のツキノワグマも活動期にはいるといっていいだろう。

2004年と2006年のクマ大量出没の年があったが、2005年も2007年もボクのカメラには同じように大量のツキノワグマの活動が記録されている。
このことからいっても、ツキノワグマは例年同じように動き回っているのであるが、人目につく年とそうでない年の二通りのパターンがあるといっていい。
果たして、2008年はどのような年になるのであろうか。
楽しみでもあるが、予想もできるから面白い。
写真上:4月3日に出現してきたこの個体は、巨大でよく太っているのが特徴。
写真下:3月28日、今年はじめてのこの個体は睾丸がみえるから雄である。

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ツキノワグマは今年も元気 への3件のコメント

  1. 小坊主 より:

    >人目につく年とそうでない年
    マスコミに乗る年とそうでない年、ということでしょうか。
    それにしても、見事な体躯です。
    おっしゃるとおり、栄養満点に見えます。

  2. gaku より:

    >人目につく年とそうでない年
    マスコミに乗る年とそうでない年、ということでしょうか。
    まあ、そういうことでもあります。
    毎年ツキノワグマは同じように歩き回っているのに、私たちがそれに「気づかない」ということなのです。
    だから、マスコミにものらない…のです。

  3. 小坊主 より:

    確かに、そうですね。
    私なぞも、自分の目の前に現れなかったら、気が付かない口だと思います。
    例えは良くないかも知れませんが、居ても気が付かないという点では、ネズミもツキノワグマも、同じですね。
    見る目(見る気)がなければ、何も見えない。