母の日


今日は、母の日、だった。
ボクにも、90歳になる母がいる。
まったくボケてもいなければ、腰も曲がってもおらず、いたって元気なのがうれしい。
そうはいっても、もう90歳なので、親孝行だけはしておきたいものだ。
入れ歯の母を気づかって、手づくりプリンの詰め合わせを買って、カーネーションをもって実家へ行ってきた。
来年には還暦になろうとするオイラなのに、母にはいつまでたっても息子はムスコ、なのである。
お茶を何杯も入れなおし、次々に菓子の封を切り、オレンジを食べやすく切っては、息子に差し出す。
腹いっぱいなので、「もういいよ」といえば、『遠慮するな…』といっては、また差し出す。
息子には、何でも食べさせたいと思っている、母心…。
夕食を外に食べに行こうと誘ったが、自宅に食べるものがあるからもったいない、といって頑なに断ってくる。
ほんとうに苦労してオイラを育ててくれた母だから、美味しいものでも食べさせてあげようと思うけれども、昔ながらの粗食がいちばんいい、という。
こうなれば、もう外へ誘い出すより、少しでも多く実家へ顔を出し、話し相手になってあげることだろう。
そう思った、「母の日」だった。
(GX100)

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母の日 への4件のコメント

  1. おいかわ飯店 より:

    母の日、こちらも母の日でした。僕のような海外暮らしだと会う事もなくちょっと胸が痛くなるような話ですね。せめて電話でもとしてみました。パプアから戻ってすぐ父が亡くなったのですけど、僕の事を待っていたのかな?などとも思っています。父の最期を看取ったのは、結局身内では僕だけで、ホントへんな偶然が重なりそうなりました。親孝行など何一つ出来なかったけど、唯一父への親孝行だったのかもしれません。と言うよりも、父が親孝行をしなかった僕を救ってくれたのかもしれませんね。ホント、親の愛はありがたいものです。

  2. 森のどんぐり屋 より:

    ずっと前に母を見送った私は、こんな文章を拝見すると涙が滲んできます。
    母親って、子供が元気で日々幸せに生きていてくれたら、それが最高で、その次がやっぱりちょくちょく顔を見せてくれることですね!

  3. より:

    私も20年ぶりに母の厄介になっております。食事を始め、色々とかまってくるので、一人で居るのが好きで一人暮らしの長かった私としては、はっきりいってうざったい、なんて思うのは罰当たりでしょうか。

  4. 小坊主 より:

    gakuさんに比べると、私は、かなりの親不孝者です。