クサヤで楽しい食事


暑い夏の間中、「クサヤ」でビールを一杯やりたいと思っていた。
そこで、先日上京した折に、新宿の京王デパチカでクサヤを買ってきた。
1枚735円。2枚買ってきた。
昨夜、これで一杯やろうとしていたら「そんな臭いもの室内で焼かないでくれーー」っと、家から追い出された。
仕方なく卓上コンロを庭に持ち出して、クサヤを焼く。
強烈な臭いだが、これがえもいわれない食欲となる。
指でアツアツなクサヤを裂いて、第三のビールを飲む。
オイラには、これが夏の宵の最高な贅沢に感じる。
信州の涼やかな風を受けながら、ビールを2缶飲み、クサヤを半分平らげる。
そのあとは、「信州そば」で仕上げ。
ちょっと塩分とりすぎかと思ったが、最後までつきあってくれたのが愛犬の「ほたる」。
クサヤの強烈な臭いは、犬にとってもよだれの落ちるニオイ。
ボクの脇でずっと待ち姿勢だったほたるも、クサヤの頭をもらってとても満足顔だった。

今朝になって両手の指を嗅いでみたら、まだ強烈に臭っていた。
だけど、どんなに臭おうが、美味しいものはおいしい、のだ。
その手で新聞を読んでいたら、サンマ漁のストライキが出ていた。
ボク等の子供のころは、信州の伊那谷では塩をびんびんにきかせた「サンマ」がご馳走だった。
生サンマが登場してきたのは、まだ10数年そこそこだろう。
サンマの刺身にいたっては、ここ2-3年のような気がする。
魚などは、ナマを無理して食べなくても、塩蔵や乾物でも十分に美味しく感じるし、そのほうが輸送コストも安いだろう。
今日は、クサヤ臭のする指で、自分の食生活を考える一日になりそうだ。
写真上:新島産のクサヤ。
写真下:犬と一緒に外で食べる食事もたまにはいいもんだ。

カテゴリー: 両生類や魚類など   パーマリンク

クサヤで楽しい食事 への3件のコメント

  1. >ボク等の子供のころは、信州の伊那谷では塩をびんびんにきかせた「サンマ」がご馳走だった。
    そういえば、パプアに居る頃友人が学校の先生をしていて、生徒におじいさんやお父さん達がどうやって塩をゲットしたか調べてきなさいと言う宿題を出してあまりにも面白いので小冊子にしてました。もらったのですがかなり面白かったです。流石に今はパプアでも塩は買っています。

  2. 小坊主 より:

    塩サンマ、塩イカ、塩サバ。
    山間の食べ物ですね。
    塩と蛋白質が一緒に摂れて、日持ちもいい、優れものです。
    クサヤも、同じように、保存食。

  3. gaku より:

    パプアでの塩ゲットの話、知りたいです。
    伊那谷では、イカのお腹に塩を詰めて、「塩イカ」になって運ばれてきました。
    「塩尻」という地名も、あります。